雨漏りの調査って何をするの？かかる費用や方法を解説します

外壁塗装の疑問点

梅雨時期や台風に見舞われた際に、屋根からポタポタと雨漏りが起こる経験はありますか？もし既に起こっている場合すぐに対応しないと、改修により多くの費用を要する可能性も出てきます…。そこで今回は「雨漏りの調査方法」についてご紹介します！
実際どのような雨漏り調査を行うのか？雨漏り調査にかかる費用はどのくらいなのか？などの疑問を詳しく解説していきます。
すでに雨漏りが起きているお家や、新築時から既に10年以上が経過しているお住まいに住んでいる方は、是非最後までご覧ください。

雨漏りの原因

では実際に、雨漏りは何で起こるのか？雨漏りが起こる主な原因を3つご紹介します。

■屋根のスレートのひび割れ

屋根は紫外線や雨風を直接受けているので、外壁共に劣化が進みやすい場所です。そのため経年劣化により屋根のスレート部分がひび割れることでその隙間から雨水が浸入し雨漏りに繋がります。他にも屋根材によっては漆喰が崩れや、瓦のずれなども原因として考えられます。

■ベランダ部分のひび割れ

ベランダには防水塗膜が施されており、その塗膜も経年劣化により段々薄くなってひび割れが生じます。そこから雨水が浸入することで雨漏れに…。
また、排水口が埃や落ち葉で詰まり、ずっと水が排水されないことで劣化に繋がり水が入り込み場合もあります。

コーキングの割れ

窓枠やサイディング材のすきまを埋めるためのサイディングも紫外線や雨風により劣化をしていきます。経年劣化によって割れたコーキングから雨水が入り雨漏りを起こすケースも多くあります。

雨漏り調査って具体的に何をするの？

実際に雨漏りが起こっているか調査する方法について解説します。方法によって出来る業者が異なる場合があります。また、どの調査が自分の家に適切なのかをしっかり見極めてから相談することをおすすめします！

■散水調査

原因と思われる部分に水をかけ、雨漏りしているかを調査する方法です。
原因箇所と思われる部分を正確に探し散水することが出来れば、高確率で雨漏りの原因場所を特定することが可能な方法です。
しかし、散水に必要なお水はお客様負担のことがほとんどですので、依頼する際は頭に入れておきましょう。

■目視調査

文字通り雨漏り箇所を推測し、屋根上や屋根裏に上って雨水が浸入した形跡や雨漏りの痕跡を探す方法です。目視はどうしても職人さんの力量によりけりの部分がありますので、実績や経験が豊富な職人さんに依頼することをおすすめします。

■発光液調査

発光塗料を混ぜた検査液を雨水が浸入していると思われる箇所に流し込み、天井裏から紫外線を当て侵入箇所を特定する雨漏れの調査方法です。散水調査よりも明確な雨水の侵入場所を特定することができます。

■赤外線サーモグラフィ調査

建物の中からと外から赤外線カメラで撮影し、その熱画像を見て雨漏り箇所を特定する方法です。雨水を吸っている箇所は色温度が低く出たりとお家全体を調査することができる方法です。

雨漏り調査の費用ってどれくらいかかるの？

雨漏り調査にかかる費用は、方法にもよりますが基本「雨漏り調査無料！」と謳っているところは目視調査の場合が多い傾向にあります。
しかし、発光液調査や赤外線サーモグラフィ調査など特別な調査を行う場合は専門御者に依頼し別途費用が掛かる場合があります。
調査費用は10～35万円ほどと調査によって価格差にバラつきがありますので、最初に見積もりをもらってから調査方法を検討しましょう。

雨漏り調査の費用ってどれくらいかかるの？

雨漏りが発生したらどうする？

雨漏りが発生した場合、すぐに外壁塗装業者または雨漏り専門業者に相談することをおすすめします。雨漏り箇所をほうっておくと、外壁内部は湿気た状態が続き家の躯体を腐らせてしまう可能性があります。
そうなると、コーキングの打ち換えや塗装では修正できず家や屋根のリフォームになり費用が余計に掛かってしまいます。手遅れになる前に点検することをおすすめします！