補修にもいろいろ！～部分補修と全面補修

外壁塗装の工程

今回は外壁の「部分補修と全面補修」についてお話しします。

建物の顔となる外壁ですが、年月とともに劣化してきてしまうものです。
定期的にメンテナンスをすることで建物の魅力を保つことができます！

外壁塗装の補修と聞くと「高そう…」と感じられるかもしれませんが、
ケースによっては部分補修で済むこともあり、費用が抑えられることもあります！

それでは、具体的な外壁塗装の補修方法を見ていきましょう！

部分補修

外壁の劣化やダメージが大規模でない場合、つまり部分的なヒビ割れなどについては、必要箇所だけに部分的に補修施工をおこないます。部分補修は施工範囲が広範囲でないことから、比較的価格は抑えられる傾向にあります。

シーリング

シーリングとは、外壁材のジョイント部分に目地材を埋めて、防水性や気密性を保つ施工のことです。

劣化してヒビ割れたり、すり減っているシーリング剤の補修方法は、主に2種類あります。

打ち替え

シーリング材を新しいものに交換します。耐用年数は、約10年です。

増し打ち

現状のシーリングの上から、補修剤を埋め直します。耐用年数は約2～5年と短めです。

クラック・サビ

一般的には劣化箇所のみを部分補修すれば十分ですが、外壁材の内部まで劣化しているときは、外壁材自体を交換する必要がある場合もあります。

クラックの部分補修は、パテ等と言われる補修材で埋めることが一般的です。劣化症状によって、施工内容や材料が異なるため、費用感には幅が生じます。

サビの補修は、専用のヤスリのような工具で削る、ケレンという作業とサビ止め塗装をおこなうことがほとんどです。

全面補修

全面補修は、部分補修と比較すると、費用が高くなりますが、外壁材や塗料の耐用年数がオーバーしたときの抜本的な解決策として必要不可欠です。

外壁補修

外壁補修の中でも、外壁塗装は全面補修の代表的な工事と言えます。塗装のハガレやチョーキングを補修する時におこないます。さまざまな塗料があるので、どれを塗装するかは、じっくり検討してください。

サイディング補修

外壁全体にサイディングボードを貼り付け、ボードとボードのつなぎ目をシーリングでつなぎとめます。ヒビやハガレが目立っているとき、範囲が広いときにおこないます。

サイディングの工事にも、屋根同様、カバー工法と、張り替えの工法があります。

劣化状況により、工事内容や金額は大幅に異なります。

補修規模については専門業者にお問い合わせください

外壁塗装・屋根塗装や外壁リフォーム・屋根リフォームについて気になることがある場合は、まずは専門業者に相談してください。普段あまり接することのない工事かと思います。塗料の選び方や施工内容、悪徳業者の見分け方などの注意点等は、この他の記事でも紹介していますので、ぜひ検討の際には目を通していただければ、参考になるかもしれません。

今回は、補修における「部分補修と全面補修」の違いを紹介しました。

外壁塗装の補修には、様々な補修タイプがあることを知って、施工方法を検討する際の参考にしてみてください。

さくら外壁塗装店では、現場調査・お見積りの作成を無料行っております。
今の外壁の劣化状況や大体の金額感などを是非お問い合わせください！

それでは、また次回～！