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無機塗料とは?特徴やメリット・デメリット、塗装例を徹底解説!
2024年9月18日更新 2024年9月18日公開
外壁塗装に使用する塗料は様々な種類がありますが、「無機塗料」という塗料をご存じでしょうか?
まだ知名度は少し低いですが、これからの外壁塗装を担っていく次世代の塗料です。
現在普及している塗料に比べて非常に高い機能性があり、最高級に相応しい品質ですので、品質にこだわりのあるお客様にもおすすめの逸品です。
今日は最高グレードの塗料である無機塗料について、どのような塗料なのか特徴やメリットをくわしくご紹介します。
無機塗料とは
無機塗料は次世代の塗料
外壁塗料で一般的に用いられる塗料は有機塗料です。
よく使用される塗料はアクリル、ウレタン、シリコン、フッ素どれも合成樹脂を利用して作られている有機塗料です。
対して、無機塗料はセラミックやケイ素、ガラスやタイルを主な原料として使っているため太陽光や紫外線に強く劣化しにくい性質があります。
無機塗料は今までの塗料と全く異なる原料と素材を用いた塗料だとおわかりいただけるでしょう。
無機物とは例えばガラス、石、鉱物といった炭素を含まないものです。
無機と有機の違いは有機物(炭素)が含まれるかどうかで、有機物を含む塗料を有機塗料、無機物を主な成分としている塗料を無機塗料と分類します。
しかし、原材料が無機物だけだと硬くなりすぎて塗料として使うことが出来ないので合成樹脂を混合します。
無機塗料と書かれていても厳密には微量の合成樹脂が混合されているので、完全無機物の塗料ではありません。
現時点では完全に有機物を含まない無機塗料はありません。
有機物は劣化しやすいので、無機塗料であっても塗膜の劣化は発生しますが有機物が少ない分だけ劣化の速度は非常に遅くなります。
有機物を含む無機塗料なので、「無機ハイブリッド塗料」と呼ばれることもあります。
2006年ごろから出てきた次世代の塗料
無機塗料が販売されるようになったのは2006年ごろからで、他の塗料に比べると比較的新顔に分類されます。
無機物は紫外線の影響を受けにくく劣化しにくいことから、無機物を塗料に用いれば樹脂塗料のように劣化をしないだろうと開発されました。
無機物の性質から単独で塗料を作れないので、微量の有機物と混ぜ合わせることで製品化に至りました。
無機塗料と有機塗料どっちがおすすめ?
外壁塗装に使用する塗料には、有機塗料・無機塗料があるとご紹介しましたが、どちらがおすすめなのでしょうか。
有機塗料と無機塗料の一番の違いは、それぞれに使用されている「樹脂」にあります。
有機塗料は価格の幅が広く、その分耐久性・耐候性などにも幅があります。
一方無機塗料の場合は、鉱物などの自然物を主成分としているので、価格は張りますが耐久性や耐候性が高く長持ちするというメリットがあります。
耐久性については約15年程度と言われており、紫外線から家を守る機能も高いと言われています。
また、カビやコケが生えにくく不燃性も高いというメリットがあります。
有機塗料であっても価格の張るものであれば、耐久性は高くなりますが、紫外線には弱く耐火性が劣るというデメリットがあります。
耐候性と紫外線による劣化に強い無機塗料は、長持ちさせたいとお考えの方におすすめの塗料なのです。
無機塗料のメリット
無機塗料は長期的なコストパフォーマンスで選ばれています。
どのようなメリットがあるのでしょうか。
詳しく解説しましょう。
圧倒的な高い耐候性
有機物を最小限に抑えているので塗膜の劣化のスピードが非常に遅く耐候性が高いです。
耐用年数が15-25年と塗料の中でも最長
シリコン塗料やフッ素塗料の10年以上という高い耐候性に比べても、無機塗料の15年以上という耐候性は非常に大きな差と言えるでしょう。
紫外線を浴びることで劣化する樹脂が微量なため、劣化を最小限に止めることが可能です。
塗替え回数が少なく抑えられ経済的
耐用年数が長いことで塗替えの回数も当然少なくなります。
その分、経済的であると言えるでしょう。
外壁塗装工事にかかる費用は塗料代だけではありません。
例えば外壁塗装で大きな割合を占める足場の設置・解体費用は塗替え工事の度に発生します。
足場代は外壁塗装費用の約2割を占めますので、塗替え回数が少なければその分だけ足場代がかかりません。
工事費用の中で塗料代は高くつきますが、長期間で考えると圧倒的に安く済むでしょう。
防カビ、防藻性が高く湿気の多い地域にも最適
カビや藻がついてしまうと一気に美観を損ねてしまいます。
どうしても家全体がくすんだ印象になってしまいますよね。
放置すると美観の問題だけでなく塗膜と外壁も傷んでしまいます。
無機塗料は従来の有機塗料に比べて炭素がほぼ含まれていないので栄養が少なく、カビや藻が発生しにくいです。
カビや藻は湿気の多い地域では大きな問題になりますので、お住まいで外壁のカビや藻が気になる場合、防カビ・防藻性の高い無機塗料を選ぶのがオススメです。
汚れが付きにくく落ちやすい
無機塗料は、水性による汚れの落ちやすさと静電気が発生しにくいことから埃などの汚れが付着しない防汚効果があります。
汚れが付着することを抑えますが、ついてしまった場合も雨水などが自然に洗い流してくれるので、いつでもお住まいがきれいに保たれます。
特に排気ガスが気になる工場地域や交通量の多い道路の周辺では、無機塗料のご使用をおすすめしています。
家の外壁の汚れが気になる、お住まいを明るい色で塗りたい方にぴったりな機能性です。
色褪せずずっと美しい姿のまま
紫外線に当たると塗膜はどうしても褪色しやすく、つやも失われてしまいます。
塗膜の色褪せ・つやが無くなるのは塗料に含まれる有機物が大きく関わっています。
このような塗膜の劣化は、有機物が紫外線で劣化することです。
無機塗料は含まれている有機物を最小限にとどめているため、その影響を受けにくく劣化を起こしにくい塗料です。
不燃性が高く火事に強い
鉱物や石が燃えないように無機塗料も燃えにくいという機能性があります。
中に含まれる有機物の割合にもよりますが、一般的な塗料に比べると燃えにくいので火災に強いと言えるでしょう。
ご紹介した無機塗料のメリットは非常に大きく、最高ランクの塗料に相応しい性能の高さです。
お住まいを色褪させずに美しいままに保つ機能が多く他の塗料との大きな違いでありメリットでしょう。
防汚効果と防カビ・防藻効果の相乗効果で「淡い色や明るい色を塗りたいけど汚れが心配」という方にも安心して好きな色で外壁を塗っていただくことが出来ます。
無機塗料のデメリット
ところで無機塗料にはデメリットがあるのでしょうか。
ここからは、無機塗料のデメリットについて詳しくお話します。
無機塗料は従来の塗料に比べて高単価
選ぶ塗料によって価格が異なりますが、他の有機塗料に比べるとかなり高価格です。
例えば、外壁塗装の一般的な30坪の一戸建ての場合、無機塗料の費用相場は約110〜160万円程度となります。
実際に外壁塗装を依頼した場合、塗装面積や様々な付帯部分によって費用が変わってきますが、有機塗料よりも値段が張るでしょう。
職人の技術と知識が重要で取り扱える業者が限られる
新しい塗料であるだけでなく施工例自体があまり多くないことが挙げられ、十分な知識と技術を持っている職人が少ないのが事実でお住まいの地域によっては、施工できる業者が限られるかもしれません。
無機塗料での施工を検討している場合は施工実績のある業者を選ぶのが良いでしょう。
無機塗料の表記には基準がなく質に幅がある
無機塗料は商品化されて年月が浅い部類に入るため、業界全体に基準が設けられていない点は注意が必要です。
有機物と無機物の比率について、科学的・法的に根拠のある基準がまだ設けられていないので、質のばらつきがあります。業者に依頼する時は塗料についてじっくり違いや説明を受けましょう。
塗膜が硬いためひび割れが起きやすい
無機塗料は塗料に含まれる合成樹脂が少ないので靭性(しなやかさ)や柔軟性に難があります。
比較的、硬いのでひび割れが起きやすいと言えるでしょう。
外壁にヒビが入ると一緒にひび割れてしまう可能性があります。
再塗装出来る塗料が限られる
無機塗料は汚れやほこりが付きにくい分、塗膜の上に再塗装を行う際に塗料が馴染まずに剥がれてしまうことがあります。
再塗装にする場合は塗料の相性を業者に確認しておくと安心です。
再塗装には塗料同士の相性がありますので、無機塗料でない場合であっても外壁塗装を行う際に前回の塗料やどのような施工したか資料を提示すると業者が施工しやすくなります。
特に塗料の選定に当たっては注意が必要です。
施工実績が豊富な業者を選ぶのがよいでしょう。
このようにメリットも多い無機塗料ですが、デメリットもあります。
どんな塗料でも工法でもメリットとデメリットがあるので、お住まいのお悩みやご要望に合わせて選択するのがよいでしょう。
塗料選びで悩んだら、お住まいのお悩みやこだわりに優先順位をつけることが重要です。
優先順位をはっきりさせてから業者に相談することで、話し合いや相談もうまく進みます。
当社ではお客様のご要望がはっきりされていなくても、お話合いの中かからお客様のご要望を引き出し、そのためのご提案をさせていただいております。
お気軽にご相談ください。
無機塗料を使う前に知っておきたい注意点
塗料の質感は艶ありのみ!マットな質感にしたい人は要注意
無機塗料はつやがない質感を選ぶことが出来ません。
つやの量を控えめにすることは出来ますが、マットな質感にすることは出来ません。
どうしてもマットな質感に仕上げたい時は別の塗料を検討するのも良いでしょう。
塗料により相性が悪い外壁材があり
塗料ごとに相性がいい外壁材、相性が悪い外壁材があります。
無機塗料にも相性が悪い外壁材があります。
特に木材とガルバリウム鋼板は相性が悪く塗膜がしっかり密着せずすぐに剥がれてしまう可能性があります。
ただし、これらの素材にも対応できる無機塗料も出てきているので、どうしても使用したい場合は業者に相談しましょう。
悪徳業者に注意!しっかりメーカー、商品名の記載があるか確認を
無機塗料を表記するための基準や法的な規制がないことを悪用する悪徳業者がいると耳にすることがあります。
見積りや契約書に塗料のメーカーや商品名も記載してもらうようにしましょう。
ほぼノーメンテナンス!ただし付帯部分とシーリングの劣化に注意
メンテナンスの少なさも無機塗料の魅力です。
屋根と外壁を無機塗料で塗装した場合にその面については耐久性が高いのでしばらく塗替えが必要ありません。
しかし、付帯部分である箇所は少しずつ劣化します。
雨戸、雨樋にはじまり軒天、破風板、鼻隠しといった付帯部分はもともと風雨に晒されると損傷が多くなる部分を補強する目的で作られています。
重要部分でないからと放置していると美観を損なうだけでなく、雨漏りや建物の劣化を早めてしまうこともありうるので、これらの付帯部分も外壁塗装の際に一緒に塗装しておくとよいでしょう。
外壁塗装の後は目視で状態を確認するとともに、10年を目安に一度は付帯部の状況を業者に確認してもらうと良いでしょう。
また、サイディング工法の場合、パネルのつなぎ目に充填するシーリングも劣化する素材ですので、亀裂やひび割れを発見したら打ち替えを検討するのがオススメです。
無機塗料がオススメな人、オススメな家
忙しいので可能な限りメンテナンスフリーがいい!
どうしてもこまめなメンテナンスの時間を取るのは難しい…そのような方にほぼメンテナンスの手間がかからない無機塗料はおすすめです。
長期にわたって手間が少なく済むので多忙なお客様もご満足いただけるでしょう。
何度も外壁塗装をしたくない!
無機塗料を使うだけで同じ期間でも外壁塗装の回数は半分程度になります。
外壁塗装は金額もさることながら業者の手配や塗料の選択、ご近所への挨拶や工事作業に伴う壁面やベランダの使用制限など、手間も制約も多いものです。
また、塗料によって外壁塗装の回数は大きく異なります。
そういった時間的な負担が減るのも耐久性が高い塗料を選ぶ決め手の一つです。
長期的なコストパフォーマンスが良い方がいい!
仮に50年住むとして10年ごとに外壁塗装を行うと新築時を含めて5回、25年ごとであれば新築時を含めて2回の外壁塗装が必要になります。
1回あたりの塗料代は高くなったとしても品質の高い外壁塗装をする価値はあるでしょう。
終の棲家として長くお住まいになる場合、無機塗料を選ぶメリットは大きいです。
最高の塗料を使いたい!
普通よりいいものを、ワンランク上の塗料を使いたい、という貴方にもおすすめです。
無機塗料は最高グレードの塗料です。
他の塗料よりもデメリットが少なくメリットは大きいです。
機能性の面でも、他の塗料の持っている機能性はほぼ全て無機塗料の方が上位互換です。
最高グレードの塗料を使うことで安心して長く住むことが出来ます。
どうせなら一番いいものを、こだわりに応えてくれる塗料です。
実際の施工例で見る無機塗料での外壁塗装
実際に無機塗料を含む外壁塗装を行った方がどのような施工をされているのでしょうか。
イメージをして頂けるよう、施工例をいくつかご紹介します。
耐用年数を高めたツートンカラーがおしゃれな外壁
こちらは築10年以上経過したお住まいの外壁と屋根を無機塗料で塗装した施工例です。
ツートンカラーのスタイリッシュな配色で新築のように生まれ変わりました。
お住まいの美観を保ち耐用年数を高めてくれる外観に仕上がっています。
無機塗料を選択する決め手となるのは耐用年数とのこと。
美観を保つ機能性が揃っているのでお住まいを手間かけずに長く美しく維持することが可能です。
南仏スタイルが可愛らしいクリーム色へ
こちらは築13年のお住まいの家に、無機塗料を使用して南仏スタイルに仕上げました。
クリーム色が温かく優しい雰囲気で、以前の外壁の色に近い色味を選択されています。
家が汚れてきたことがきっかけで外壁塗装を検討されたとのことですが、施工後は新築と見間違えるくらい綺麗になったと満足されています。
無機塗料は防汚性も高いので外壁を汚すことなく、たとえ汚れてしまっても雨が降る度に汚れを洗い流してくれるので明るい外壁のお住まいにも最適です。
雰囲気が一変!無機塗料を選んだ決め手は納得の機能性
こちらは愛らしいピンク色に仕上げた施工例です。
ベージュだった施工前と一変、おしゃれで個性的な仕上がりとなりました。
築10年以上のお住まいで無機塗料を取り入れた理由として外壁や屋根に変色や雨樋には苔が発生していたことから、お住まいのカビや藻の発生を抑えて清潔を守る機能性を重視しました。
外壁塗装を検討されたきっかけは家が汚れてきたことと外壁に破損がみられたということで、施工時に破損時の修復も行っています。
10年以上外壁をそのままにしていると、どうしても汚れや破損、苔やカビなどが目立ってきます。
「これからは美観を損ないにくい外壁を」と望まれるお客様が多く、無機塗料は特にリフォームで急速に普及しています。
耐久性が高いので1回外壁塗装を行えば20年は大規模な外壁塗装が不要になり、大きな魅力でしょう。
さいごに
無機塗料の良さは最高級の品質にあります。
外壁塗装は短い期間で繰り返すには少し負担が大きい工事です。
昨今は長く美しい外壁を維持できる耐久性の高い塗料へのニーズが高まっています。
いつまでも美しい我が家であってほしい、その願いを叶えてくれるのが無機塗料です。
初期費用は値が張りますが、長期的に考えると時間もお金も節約できるので検討されてはいかがでしょうか。
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