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外壁塗装をするベストシーズンは「春」? その理由と注意点を徹底解説します
2023年3月24日更新 2023年3月24日公開
厳しい冬が終わりあたたかくなって外へ出かける機会が増えると、自宅の外壁の汚れや傷みが気になりがち。そのため春に外壁塗装をする人が多いものです。
外壁塗装をするのにベストな季節とはいつなのでしょうか。もし春に施工するとしたらどのような注意点があるのでしょうか。詳しくご紹介しましょう。
外壁塗装に最適な気候とは?
外壁塗装を検討するとき、できれば早くきれいに完成してほしいと誰もが思うものでしょう。「早く」「きれい」に塗装した外壁にするためには、やはり外気温や天候などが深くかかわってくるようです。
外壁塗装に向いている時期について、詳しくご説明しましょう。
湿度が低い時期
外壁塗装工事は、気温が5℃以上であり、湿度が85%未満の気象条件であれば施工できます。
一方で湿度が高くなる時期と言えば、梅雨の時期である5月下旬から6月になるでしょう。
なぜ湿度が高いときは外壁塗装工事に向かないのでしょうか。
第一に塗料に雨が入ってしまうこと。これは塗料としての役割や効果が低下してしまう恐れがあります。
第二に塗装した外壁に雨が当たること。雨に当たって濡れてしまうと塗膜の仕上がりが悪くなってしまうのです。
第三に湿度が高いと乾燥が遅れ、しっかり乾燥しないうちに上塗りをしてしまいがちなこと。塗膜がしっかり完成してから次の工程へ進まなければ、完成後にひび割れや剥がれなど様々な劣化につながりやすくなってしまいます。
どうしても湿度の高い時期に外壁塗装を希望する場合は、湿度に強い塗料を使用したり、硬化剤を入れたりし、塗装すると良いでしょう。
雨や雪の少ない時期
湿度と同じく、雨や雪が多いと乾燥しにくくなり、外壁に雨水や雪が付着するため塗膜の仕上がりが良くありません。
冬場は工事の依頼が減少する季節なので、割引やキャンペーンを行う業者も多いでしょう。
雪や雨の多い季節であれば、例えば足場と屋根ごと養生し、ジェットヒーターを設置し風を送りながら塗装工事をすることが可能です。
北海道ではよく見られる光景です。
少々費用は高くなりますが、どうしても春までにはきれいにしておきたいなど、希望が強い場合でも工事は可能です。
結露が出ない時期
寒くなる前の夏の終わり頃や、温かくなり始める春の初めは、結露ができやすい季節です。
塗装をする外壁が霜や結露などで濡れている場合は、塗装ができません。無理をして塗装をしても、塗料が外壁に接着せず乾燥しないため、塗料が流れ落ちてくることもあります。
霜の降りる季節は、工期が延びることが多くなります。外壁塗装にはあまり適さない季節です。
住人が過ごしやすい時期
外壁塗装工事をする際は、窓を閉め切ることになります。
それは、高圧洗浄の水が入り込んだり、ゴミやほこりが入り込んだりすることと、外壁塗装工事中は窓にも養生のためビニールなどを貼るからです。
そのため、外壁塗装が一旦終わり乾燥させている期間は、窓を開け換気をすることも可能でしょう。
窓を開けなくても快適に過ごせる時期に、外壁塗装工事をすることをおすすめします。
外壁塗装の工事は「春」が多い
外壁塗装に適さない時期や事象についてお話ししましたが、それらを踏まえると、外壁塗装工事に最適な時期は「春」なのかもしれません。
実際に塗装工事は春に多いもの。その理由を考えましょう。
気候が良い
春は雨が少なく、気温も高くなく、天気が安定しています。
転移が急に変わりやすい夏や、雨の多い梅雨の時期、台風の発生しやすい秋に比べて、天候が崩れることが少ないため、計画の日程通りに工事が進むでしょう。
住人が窓を閉めている季節
窓を開けるほど暑くもなく、花粉の影響から窓を閉めて生活している人が多い季節です。
窓を閉めていても、不快ではないので、窓がなかなか開けられない外壁塗装工事にはぴったりの時期でしょう。
塗装やリフォームなどの人気のシーズン
新年度になり自宅のことを考えたり観察したり、厳しい寒さから温かな春になることで、外に出ることが増え自宅をきれいにしたいと思う人が増える季節が春です。
外壁塗装、屋根の塗装、リフォームなど住宅に関する工事は春が一番の人気の季節です。
外壁塗装を「春」にするときの注意点とは?
それでは春に外壁塗装工事をしようと考える時、注意することは何でしょう。施工主も知っておきたい注意点をお知らせしましょう。
人気のシーズンなので、早い時期から検討する
外壁塗装を春にしたいと検討している人は、早ければ冬のうちから業者に相談しています。人気のシーズンだということは、多くの人が把握しているため、工事することを決めたらできるだけ早いうちに相談しましょう。
希望の季節や、完成させたい時期を叶えたいなら、早めに動くことが大切です。
風の強い季節なので工期のずれもある
春は外壁塗装に適した気候ではありますが、それでも春一番など強い風が吹くことがあります。強い風が吹く日は作業を一旦中止せざるを得ないので、工期が計画通りに進まないこともあるでしょう。
ですが、それは春に限ったことではなく、どの季節でもあり得ることです。余裕を持って日程を立てましょう。
天候に配慮した工事をしてくれる業者を選ぶ
春であっても春一番などの強風や、寒の戻りでの寒さ、長雨など天候に恵まれない日が続くこともあるでしょう。
そういったときに、天候に合わせて臨機応変に配慮・対応してくれる業者を選びたいですね。
馴染みの業者だけではなく、複数の業者に話を聞き、納得のいく対応を考えてくれている業者を選びましょう。
春以外に外壁塗装をするベストな季節は?
外壁塗装は、安定した天候のもとで行うのが一番。春でなければ秋が良いでしょう。
秋は台風や長雨があるかもしれませんが、それでも夏や冬よりはリスクが低く、外壁塗装工事に向いていると言えます。
秋も、雪が降る前に、寒くなる前に外壁塗装を希望する人が増える時期です。お考えの方は、早めに業者へ相談しましょう。
まとめ
「外壁塗装工事をするのなら、春がベストシーズン」のワケをご紹介しました。
春は新しいスタートの季節。おうちもきれいに整えて、新年度を迎えるにはピッタリでしょう。計画している方は、お早めにご相談ください。
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