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外壁から雨漏りってするの?外壁塗装で雨漏りは防げる!原因と解決方法をご紹介
2023年1月6日更新 2023年1月6日公開
住宅の雨漏りの原因の約50%は外壁からの雨漏りと言われています。
新築してから10年以上経過すると外壁も徐々に劣化が始まる外壁。
詳しい原因と解決方法、外壁塗装の施工方法についてご紹介します。
外壁からの雨漏りの原因とは?
雨漏りは屋根からだけはなく外壁からも起こることがあります。
その原因は外壁の劣化や施工不良の場合が多いです。
いつも雨のたびに雨漏りするわけではなく、強風や豪雨の時だけ雨漏りする場合や補修をしたのに雨漏りを繰り返す場合は、壁からの雨漏りだと気がつきにくく大掛かりな検査や修繕が必要になることも。
外壁からの雨漏りの事例
外壁からの雨漏りはなぜ起こるのでしょうか。
原因を知るためにはしっかりとした経験のある業者に調査をしてもらう必要があります。
外壁の雨漏りの原因として多い事例をあげてみましょう。
シーリングの劣化による雨漏り
外壁にはモルタルなどによる塗り壁と、板状の外壁材(サイディングボード)を張り付ける壁があります。
サイディングの場合は、板状の外壁材同士が隣り合う部分に「シーリング」と呼ばれる柔らかな材質の素材ですき間を埋めていきます。
雨漏りの防止や耐震性を高める機能を期待します。
シーリング材は伸縮性のあるゴムのような素材なので劣化が早く、固くなりやすいため、5年〜10年程度が寿命だと言われています。
固くなってくるとひび割れや縮んですき間ができ、雨漏りの原因となります。
外壁のひび割れによる雨漏り
外壁がモルタルなどによる塗り壁の場合に多くみられるのが外壁のひび割れです。
ひび割れることで雨水が侵入しますが、天井からの雨漏りと違い気づきにくいもの。
外壁のひび割れが雨漏りの原因になっているときは、外壁の奥までひび割れが進んでいるということでしょう。
外壁の破損による雨漏り
窓と外壁の間の破損や、車の駐車の際に外壁にぶつけてへこんだ破損など放置しておくと外壁から内側の防水シートまで雨水が到達し雨漏りが発生します。
破損した場合や破損を発見した場合はすぐに業者に見てもらうようにしましょう。
サイディング継ぎ目からの雨漏り
外壁素材がサイディングの場合は、サイディングの破損、窓やサッシなどの開口部のすき間、サイディングの目地の劣化、サイディングの浮き上がりやそり上がりによるすき間などから雨漏りを起こすことがあります。
外壁の耐用年数はどれくらい?
外壁の耐用年数は、使用する外壁材によって変わりますが、新築の場合は30年程度、外壁塗装をした場合は10年から20年と言われています。
また、外壁塗装の際に使用する塗料によっても耐用年数は変わってきます。
外壁からの雨漏りの修繕方法や費用、雨漏りに強い外壁塗料や費用についてご紹介しましょう。
外壁からの雨漏りの修繕方法は?
外壁からの雨漏りの場合は天井からの雨漏りと違い、どの部分からどの程度まで浸水し、どこから雨漏りを起こしているのか詳しく調べることが必要です。
その結果、どのように修繕するかが決まります。
雨漏りの修繕経験が豊富で優良な業者に相談しましょう。
シーリングやサイディングの修繕
雨漏りの原因がサイディングの境目を埋めているシーリングや外壁材であるサイディングのずれや破損、ひび割れとわかった場合はどのような工事になるのでしょうか。
この場合、シーリングの劣化と外壁の中にある透湿シートに破れがある場合は雨漏りにつながります。
そこで破損・劣化しているシーリングやサイディングを取り除き、新しいものを取り付けます。サイディングは大きなものであれば広範囲の修繕工事になるでしょう。
シーリングやサイディングの補修に際して、足場を組むことが必要な場合は費用が高くなります。
また、シーリング材の補修を劣化した上から乗せる場合と、劣化したシーリングを取り除き、新しく打ち直す場合も費用が変わってきます。
外壁塗装での修繕と、雨漏りに強い塗料の種類とは
外壁の雨漏りを外壁塗装で修繕する場合もあります。最近は雨漏りに強い防水塗料も使われ始めており、耐用年数も長いものであれば10年以上と長持ちです。
例えば外壁にひび割れがある場合、弾力性の高い「弾性塗料」であればひび割れに添って塗料が伸び水の侵入を防ぐことができます。
・シリコン樹脂
・ピュアアクリル樹脂
・セラミックシリコン樹脂
・水性アクリルシリコン樹脂
・アクリルシリコン樹脂
・水系アクリル樹脂
上記のような塗料にはそれぞれ耐水性・弾性・耐アルカリ性・防水・防汚効果も。
中には、透湿性の高い塗料があり、室内の結露を緩和する効果のある塗料もあります。
塗装費用は、一般的な外壁塗装工事の料金とさほど変わりはありませんが、特殊な塗料を使う場合高くなります。
弾性塗料の場合は他の塗料を使う外壁塗装工事と違い、下地塗りから工程が変わり工程が増えるため少し高めになるようです。
雨漏りを放っておくとどうなるか?
それほどひどくないから、雨のたびに雨漏りするわけではないからと、外壁からの雨漏りを放っておくことは住宅全体の劣化を急速にし、大変危険なことです。
外壁の雨漏りは住宅の基礎となっている木材まで腐食させ、各所に使われている金具のサビ付きや室内のカビ・ダニ・白アリの発生などに直結します。
外壁の雨漏りは修繕しない限り直ることはありません。
気がついた時に業者に連絡をし正しい処置をすることをおすすめします。
雨漏りの修繕は経験が必要、プロに依頼しよう
外壁からの雨漏りについて、原因と修繕方法をご紹介しました。
外壁工事については経験が豊富で目利きのできるプロの業者に依頼することが大切です。
依頼者自身も、外壁修繕の際はどのような点をチェックしてもらったらよいのか、どのような修繕方法があるのかを事前にリサーチし知識を得ておくこと、いくつかの業者に見積もりを作ってもらうことをおすすめします。
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