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「セメント瓦」って普通の瓦とどう違う?特徴とメンテナンス方法をご紹介
2024年7月12日更新 2024年7月10日公開
瓦屋根と言えば陶器瓦をイメージしますが、現代の瓦屋根住宅はほとんどが「セメント瓦」を使用しています。
「セメント瓦」とはどのような特徴があるか、塗装やメンテナンスの期間、方法など「セメント瓦」についてご紹介します。
「セメント瓦」とはどのような瓦なの?
セメントと川砂を混ぜ合わせて作られた屋根瓦です。
セメントと川砂を重量比で1:2~1:3で混ぜたモルタルを型に入れて成形し、塗装しています。
昔から使用されていた陶器瓦(粘土瓦)と比べて初期費用が安く、メンテナンスがしやすいことから30年〜40年前から使われ始めました。
昔ながらの瓦の耐用年数は50年〜100年とも言われていますが、セメント瓦は30年〜40年と比較的短く、今は製造されていません。
セメント瓦は、瓦の小口が滑らかで、他の瓦とは形状が違います。
また、瓦の中では軽量なので、災害等には強いのですが、紫外線・風雨・温度変化等で塗膜の劣化が進行すると素材のセメントの劣化も早くなります。
1度脆くなってしまった素材は塗装で強くなるわけではないので、そうなる前に定期的なメンテナンスをお勧めします。
確認する際はその部分をよく見なければならないので、プロの業者に見てもらうようにしましょう。
「瓦」にも種類があるの?
建築物に使われる瓦は数種類あります。
建物の特徴や、屋根の形状によって使われる瓦が変わってきますので、ご紹介しましょう。
陶器瓦
日本古来の瓦で丸みのある形状で最も一般的な瓦です。
釉薬と呼ばれるガラス質の薬剤を塗布して高温で焼いて作ります。
お茶碗やお皿などの陶器を作る工程と同じですので「陶器瓦」と呼ばれています。
釉薬を塗ることで水を通しにくくなるため、耐水性に優れている瓦です。
瓦自体に雨水が染み込まずに流れ落ちますので、瓦の下の屋根下葦き材が傷みにくいというメリットもあります。
耐用年数は80年〜100年と長く、劣化はほとんどしないと言われているので、メンテナンスは不要です。
セメント瓦
セメントと水、砂で作られる瓦を「セメント瓦」と呼びます。
セメント瓦は、陶器瓦と違い角の部分が角ばっており、ギザギザとしていることが特徴です。
セメント自体に色をつけて色付きのセメント瓦を作ることもありますが、セメント瓦を作ってから塗料で着色することも多いでしょう。
セメント瓦は焼かずに仕上げるため、製造中の縮みがほとんどなく、ほぼすべての瓦が無駄なく使えるというメリットがあります。
耐用年数は30年〜40年で、劣化すると表面の塗装がはがれてくるため、塗装を施すメンテナンスが必要です。
コンクリート瓦(モニエル瓦)
セメント瓦に着色スラリーと呼ばれる塗材が塗られている瓦のことを言います。
日本モニエル株式会社が生産していたためモニエル瓦と呼ばれるようになりました。
着色スラリーが防水性に長けているため、モニエル瓦はセメント瓦よりも防水性に優れています。
瓦のふちがギザギザしている形状で、耐用年数は30年〜40年でセメント瓦と同じくらいであり、塗装でメンテナンスをする必要があります。
「セメント瓦」のメリットとデメリット
セメント瓦には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
セメント瓦ならではの、特徴を踏まえてご紹介します。
メリット
セメント瓦を使った屋根にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
第一に、昔ながらの陶器瓦よりも施工費用が安く抑えられることがメリットでしょう。
また、素材が薄いので施行日数が少なく、人員も少なく済むのが特徴です。
さらに、加工しやすい素材なのでデザインが豊富であり、なおかつ川砂とセメントで出来ている瓦なので火災に強く、広がりにくいのも大きなメリットです。
デメリット
セメント瓦のデメリットとしては、セメントの特徴として雨水を吸ってしまうと膨張し、乾くと収縮するので負荷がかかる素材のため、ひび割れがしやすいことでしょう。
また、塗装をしても10年程度で劣化が進み、色あせや剥がれを起こしてしまいやすいのもデメリットでしょう。
メンテナンスの期間が短いので、耐用年数を超えた時に違う素材の屋根に吹き替える人も多いようです。
「セメント瓦」のメンテナンス方法とは?
セメント瓦を使用している住宅は、どのようなメンテナンス方法があるのでしょうか。
一般的なメンテナンス方法をご紹介しましょう。
塗装
セメント瓦が劣化し始めた時に、一番多いメンテナンス方法は「塗り替え」です。
セメント瓦は雨などの水分を吸収することで膨張し、乾燥すると縮みます。
そのためセメント瓦に塗装してある塗料が、その伸縮のため剥がれてしまいます。
その年数は30年〜35年程度と言われていますが、すでにメンテナンスで塗装を施したことがある場合は、10年程度で塗り替えが必要になることも多いでしょう。
その際に使う塗料は、水性塗料と弱溶剤の塗料がおすすめでしょう。
水系アクリルシリコン樹脂塗料やフッ素樹脂塗料などをおすすめしてくる業者がほとんどのはずです。
手順は以下のとおりです。
① 高圧洗浄:
15~20MPa程度の洗浄圧力で劣化した塗膜・汚れ等を除去し、塗装を行える状態にします。
② 下地処理:
塗膜の浮き・剥れは高圧洗浄だけでは除去出来ない場合が多いため、事前にケレンを行い脆弱な塗膜の除去を行います。
③ 瓦のつなぎ目にある砂やほこりを吹き飛ばします。
④ 下塗り:
下地調整材は下地の凹凸が埋める必要がありますので、ある程度の厚みをつけて塗布を行う必要があります。
また塗装方法は刷毛塗り・吹付の2通りあります。表面にざらつきが生じている瓦の場合、通常の下塗材では良い仕上がりになりにくい為、下地調整材を使用して表面の状態を整えた後に塗装を行うときれいな仕上がりになります。
下地調整材を何度も重ねることで、下地の凹凸が埋まっていきます。
⑤ 中塗り
⑥ 上塗り:上塗りを行うと完成です。
瓦のずれ・割れの補修
瓦や漆喰がずれることは雨漏りの原因になります。
割れやコケも同様です。
そのため、割れたりずれている部分を補修したり、締め直したりするメンテナンスもあります。
費用の相場は修繕箇所の数によりますが、おおよそ80万円~240万円でしょう。
下葺き材の防水紙も劣化修正
瓦屋根は、瓦の下に敷いている防水紙でも雨漏りを防いでいます。
瓦と違い劣化の具合が見えにくいのですが、瓦と同じ程度の年数でメンテナンスが必要となります。
業者さんに相談してみましょう。
セメント瓦の塗装を実施するタイミング
セメント瓦の耐用年数は30年〜40年程度とお伝えしましたが、それはしっかりと塗装を行いメンテナンスしていた場合の年数です。
塗装によるメンテナンスが必要になる年数は、10年を目安にしましょう。
ただし、セメント瓦の状態に、塗膜のはがれ・色あせ・コケやカビの発生時などがみられれば、10年経過していなくてもメンテナンスのタイミングとみてよいでしょう。
塗膜の色あせ
屋根は外壁よりも紫外線や風雨にさらされている場所なので、劣化は外壁より早い場合が多いものです。
セメント瓦の劣化の初期症状は、塗膜の艶がなくなり、色あせることから始まります。
色あせるとさらに劣化が進み、塗膜のはがれが起きてきます。
色あせの段階で塗装などの対処をすれば、雨漏りなどの屋根のトラブルを防げるでしょう。
早い段階での対処をおすすめします。
塗膜のはがれ
色あせがさらに進むと、セメント瓦の塗膜がはがれてきます。
塗替えを行った瓦にもよく見られる症状ですが、その際に洗浄が不十分だったり、乾燥が不十分だったりと、塗膜の密着不良が原因でおこる塗膜の浮き・はがれも考えられます。
もちろん、瓦の経年劣化による塗膜のはがれもあります。
この状態で長期間放置すると、雨や風によって塗膜が流れ落ち、瓦自体の素材である「セメント」が表面に表れてきます。
素材がむき出しとなった瓦はセメントの成分であるカルシウムが流出してしまうので、骨材が表れ、瓦表面にざらつきなどが生じてきます。
コケやカビの発生
塗膜がはがれるとセメント瓦の防水性が低下します。
雨がふると瓦に雨水がしみこみ、カビやコケが発生する原因になります。
雨漏りや家全体のダメージを防ぐためにも、いち早い屋根瓦塗装が必要です。
自分でメンテナンスをする際の注意点
ついつい屋根の状態が気になってしまい、はしごをかけるなどして屋根に上がったりしたくなってしまうかもしれません。
ですが、それは大変危険であり、素人には詳しい判断は難しいものです。
必ず住宅専門の塗装工事店へ相談し、依頼することをおすすめします。
「セメント瓦」にアスベストが使用されていないか確認しておこう
塗装工事の専門家なら必ずチェックするはずですが、自宅に使用しているセメント瓦にアスベストが含まれていないかどうかもチェックしてもらいましょう。
アスベストはすぐに体に害が出るものではありませんが、製造された年代によっては含まれているものがあり、まだ日本全国には400万戸以上のアスベスト含有の瓦が使われていると言われています。
割れたりひびが入ったりしていなければ特に体に害はありません。
塗装工事の際に一緒に検査してもらい、アスベストが飛散しないよう防止する塗料を使うなど対策をしてもらいましょう。
まとめ
セメント瓦の基本的な知識と、そのメンテナンス法やメンテナンスの期間についてご紹介しました。
瓦屋根を使用している住宅にお住まいの方は、耐用年数や築年数をよく確認の上、専門の業者に確認してもらいましょう。
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