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破風板も塗装は「必須」!素材別の特徴や塗装のポイントとは
2023年4月25日更新 2023年4月25日公開
切り妻屋根をご存知でしょうか。
切り妻屋根と言うのは本を伏せたような形の屋根で日本の一軒家で最も多い屋根の形です。
世界中でも非常にスタンダードな形で家の記号にも用いられることが多いですね。
その切り妻屋根でもとても重要な部分が今回取り上げる破風板。
破風板は家を守ってくれる大事な部分ですが、メンテナンスや工法について知る人は多くないでしょう。
どんな家も大体10年に1回は外壁塗装する必要があります。
実は、外壁塗装と同時に破風板もあわせて塗装をするとお得とご存じでしょうか。
今回はその破風板とそのメンテナンスについてご説明いたします。
破風板とは
切り妻屋根の一部の板が「破風板(はふいた)」です。
切り妻屋根とは屋根の工法であり、日本の屋根の半数以上がこの屋根です。
形は本を開いて伏せたような二等辺三角形の屋根で、屋根の中央にある接合部の「棟(むね)」、屋根が三角形に見える時に正面に来る壁面を「妻(つま)」、屋根の妻側の側面を「破風(はふ)」、破風に取り付けられている板を「破風板(はふいた)」、建物から伸びている屋根の裏側部分を「軒天(のきてん)」といいます。
破風板は軒天の分だけ出っ張っており、妻側の外壁を風雨から守っています。
破風板を設けることで妻側の外壁の負荷を軽減しているのです。
破風板の役割について
破風板は風雨や日光から屋根を守る役割を持っています。
破風板があることで風を分散させ、屋根の耐久性を上げています。
また火事の際は屋根への延焼を遮るので防火性能を高める効果もあります。
破風板は美観を向上する効果もあり、機能性だけでなくデザイン性も高めています。
このように破風板はお住まいの安全性と耐久性を高めるために大事な部分なのです。
しかし、裏を返せば破風板はそれだけ負荷がかかる部分なのです。
破風板に塗装が必要な理由
破風板は常に風雨に晒される上に他の部分よりも強い負荷がかかるので特に痛みやすい部分でもあります。
しかし、毎回交換するのは現実的ではありませんよね。
交換ではなく塗装を塗り替えるのが一番ポピュラーなメンテナンスです。
破風板は耐久性と防水性などを保つために塗装されています。
経年劣化による痛みの原因はこの塗膜の劣化にあります。
破風板を長く使うためにはこの塗装を塗り直すことが、一番低コストで効果があります。
破風板の素材別の特徴
メンテナンスや修理について材質によって必要な処置が違ってきます。
ここでは破風板の材質によってどんな特徴があるのか、また注意点についてご紹介します。
定期的な塗装で長く使い続けられる木材
20年ほど前までは一軒家の破風板は木製が一般的でした。
木材は性質上、防水性を確保する必要があり、塗膜の劣化に伴って定期的に塗装を行う必要があります。
木材自体が反りや伸び縮みがあるので塗装が剥がれやすいという欠点があります。
塗膜が痛むと木材は防水性が下がって劣化や腐食が進んでしまいますが、定期的に塗装を行うことで劣化を抑えて長く使い続けることが出来ます。
現在、木材を使用した破風板は減少傾向にあります。
丈夫さが魅力の金属系
木製の破風にガルバリウム鋼板を被せる工法です。
ガルバリウム鋼板はアルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板のことで、非常に腐食に強く外壁や屋根、雨樋やベランダまわりなど建築資材として広く使われています。
ガルバリウム鋼板を被せた破風は非常に腐食に強いためメンテナンスがほぼ必要なくなります。
見た目も美しく防火性も高く経年劣化に強いという長所があります。
リフォームの際に木材から金属系へ取り換えることも多くあります。
注意点として水分によって錆びるリスクがあるので定期的な塗装というメンテナンスが必要になります。
今、人気急上昇している窯業系
窯業というとピンとこない方もいるかと思いますが、窯業とは陶器を作る方法でセラミックスを製造する工業のことで、セラミックス製の破風板もあります。
セラミックスは窯業系サイディングと言う工法で外壁にも広く普及しています。
特徴として硬く強度があること、また腐食に強く耐熱性が高いことが挙げられます。
非常に耐久性が高い素材な反面、靭性が低くしなやかさがないことは注意しましょう。
外壁塗装でも窯業系サイディングは人気がありますが、破風も同じように急速にシェアを伸ばしています。
窯業系の破風板も塗装によって更に対候性や耐久性、防水性や防汚性といった機能面を充実させることが出来ます。
是非お住まいの立地に合わせた塗料で定期的な塗装を行い、快適で美しい家を長持ちさせましょう。
このように材質によってメンテナンスや耐久年数が異なりますが、塗膜は少しずつ劣化するので定期的に塗装をやり直す必要があります。
破風板の点検時期と、塗装のタイミングについて
破風板は天候の影響を最も受けやすい場所のひとつであり、経年劣化が進みやすい部分です。外壁に比べても早く劣化が起こります。
破風板は風を受ける役割があるため強風が吹く地域では特に劣化しやすいので注意が必要です。
他には直射日光、雨、雪が塗装や本体の劣化を進めます。また、海沿いの地域は海からの塩分で塩害が起き、他の地域に比べて格段に劣化が早くなります。
このように様々な原因で塗膜や板本体の経年劣化が進んでいくので定期的なメンテナンスが必須となります。
適切な塗装を行えばこれらの劣化を抑えることが可能です。
では、破風板の点検やメンテナンスを行うタイミングをどのように見極めればよいのでしょうか。
破風板は築5年から点検が必要
破風板の一般的な耐用年数は築20-30年程度と言われています。
他の外壁に比べて期間がやや短めなので注意が必要です。
破風板が劣化してしまうと建物全体に影響が出てしまうので、建物の一部分であっても軽視しないでおきたいところです。
外壁塗装の周期に合わせて
おすすめは、外壁塗装と一緒に破風板のメンテナンスを行うことです。
破風板も外壁自体も塗膜の経年劣化がありますので、破風板や雨樋、屋根も塗装範囲にまとめることで2度手間になりません。
また、一回の塗装工事に収めることで足場代や作業にかかる費用が安く済むのも大きなメリットです。
特に足場代は外壁塗装でも費用の2割を占める大きな部分。
破風板の塗装もあわせて行うことが出来れば大幅な節約が期待できます。
「外壁塗装をやるなら屋根と破風板や雨樋も一緒に」とお伝えしたのは、費用面、業者とのやりとりの手間を考えても効率的だからです。
折角の外壁塗装なら、よりお得に、効率的に行いたいですね。
劣化状況にあわせて
劣化状態が明らかにわかる場合は別途行うことも検討すると良いでしょう。
今、塗装が劣化してきているということであれば、早めに修理や塗装が必要になってきます。
劣化が目に見えている場合、建物の内部まで水や化学物質の侵食が起こっている可能性があるからです。
特に破風板の劣化はわかりやすいので目視でチェックすることも大事です。
・塗装や建材の剥がれ
・形の歪み
・コケやカビ
・塗膜と建材のひび割れ
これらの症状がある場合は業者に状況を診断してもらい最適なリフォームを提案してもらうのがよいでしょう。
破風板のみを見てもらうより、外観全体、屋根も含めた外壁塗装を想定して業者に見積もりや現地調査を依頼するのがおすすめです。
破風板に明らかな劣化が見られるということは他の部分にも波及していることが考えられます。
無料診断を行う業者も多数ありますので、複数の業者に現地調査をしてもらい、その提案内容やフォローから実際のリフォームを依頼する業者を選ぶとスムーズです。
また、劣化の原因が分かっている場合、それを補う機能性を備えた塗料を選びましょう。
色褪せしやすいなら日光に強い、湿気が気になるならカビや藻が付きにくい、汚れが気になるようなら汚れが付きにくく落ちやすい、といったように様々な機能を持っている塗料があります。
業者に依頼する時は「ここが気になる!」というポイントを伝えることが納得できる外壁塗装を行うコツです。
家のメンテナンスも予防、早期発見、早期治療が基本です。
外壁塗装がひどくなってから塗装し直すより、塗膜の傷みがひどくなる前の塗り替えがおすすめです。
外壁や屋根の塗膜も経年劣化で傷んでいくもの。
外壁塗装のタイミングで破風板も塗装するのがよいでしょう。
今の破風板の状態はどうですか?
明らかな劣化が見られますか?
気になる部分がありましたら是非業者に診断を依頼するのをおすすめします。
破風板の色は? 定番のカラーコーディネートとは?
家のイメージを左右するカラーコーディネート。
破風板には暗めの色を選ぶことをおすすめします。
破風板は劣化しやすい部分のため、劣化しても目立たない色を選ぶのがベターです。
また、外壁や屋根の色に合わせて配色を決めるのもおすすめです。
その際、濃くアクセントになる色を選ぶのも良いですし、同系色を選ぶのも統一感が出ておしゃれな印象に。
屋根や外壁と同系色で破風板を少し濃い色にするとしまった印象になります。
破風板が劣化していると家全体の印象が悪くなってしまいますが、外壁と合わせて塗り替えると新築のような外観になり印象が良くなります。
沢山の塗料の色からお住まいにぴったりの色を探すのはわくわくする工程の一つ。
納得いくまでご家族で相談することも、楽しい思い出になります。
破風板の塗装方法と手順
それでは知っておきたい破風板の塗装について注意点をご説明しましょう。
塗装は一番基本的な破風板のメンテナンス方法で破風板の劣化が酷くない場合に用いられます。
注意!高所作業につきDIYはNG
最近、塗装や工事についてDIYが出来ると謳うサイトがあります。
DIYだと業者に支払う工賃がかからず安価にはなりますが、おすすめできません。
特に破風は高所にあるため、破風板の塗装には足場を組む必要があり、高所作業に慣れていない素人が行うのは危険です。
仕上がりの面でも問題があり、外壁や破風板の塗装は専門業者に依頼しましょう。
安くなるからと自分で塗装を行うのは、大怪我に繋がる恐れもあります。
危険な作業ですのでプロを頼ってください。
破風を塗装する手順
破風の塗装は木材系、金属系、窯業系の材質に問わず行うことができ、破風の劣化が比較的に軽い場合に、次の手順で行われます。
①下地処理
下地の補修と劣化部分を剥がす作業です。傷んだ下地を除去して新しい下地を濡れる状態にします。
②下塗り
下地を塗ることで塗り重ねる塗料がはがれにくくなります。
女性の方は、マニキュアのベースコートをイメージするとわかりやすいかもしれません。下塗りをすることで中塗り、上塗りが丈夫に美しい仕上がりになります。
③中塗り、④上塗り
中塗りと上塗りで塗料を塗り重ねることで防水性や防汚性、耐久性が向上します。
外壁の塗装も同じ手順であることから外壁・屋根・破風板といった家の外側全体の塗装をまとめて行うのが経済的でおすすめです。
破風板の塗装トラブル
破風板の塗装トラブルは新築時の塗料選定ミスや破風用の部材が用いられていない場合に起きることがあります。
一度剥がれてしまうと目立つだけでなく、水分を吸収してしまうので補修する必要が出てきてしまいます。
破風板は足場を組んで作業する必要がある場所なので新築の際はしっかり施工しておきたいですし、トラブルがあった際は足場の費用がかかるため負担が大きくなります。
塗替えや修理の場合も同様です。
しっかりした施工が長持ちの秘訣なのです。
破風板の剥離の原因と修理方法
折角、破風板を塗装しても剥離してしまう場合があります。
その場合はどうしたらよいでしょうか。
原因はさまざま!プロの診断が解決の第一歩
破風板が塗装しても剥離してしまう理由は長年放置してきたので破風板自体の劣化が酷い、以前塗った塗料が破風板の素材と合っていなかった、塗り重ねた塗料と既存の塗料の相性が悪かった、など様々な理由が考えられます。
自己判断することなく、外壁塗装のプロに現状を伝えて現地を調査してもらうのが良いでしょう。
施工してすぐの場合は施工した業者への連絡もしましょう。
破風板の修理方法は大きく3種類。症状に合わせた処置を
劣化が酷い場合の対応ですが、破風板は劣化の程度に合わせて修理方法が異なります。
再塗装(色褪せ、破風板の塗膜が少し剥がれている場合)
塗膜の傷みがひどくない場合は塗り直しがオススメです。
金属板金巻き(破風板の塗膜は剥がれているが、下地は無事な場合)
破風板の痛みが激しい場合に行う処置です。
痛んだ破風板にガルバリウム鋼板を巻き付けることで耐久性を高めます。
・ガルバリウム鋼板を元の破風板のサイズに合わせて切り出す。
・ガルバリウム鋼板を折り曲げて、破風板に巻き付けて表面をカバーする
・ガルバリウム鋼板を取り付けた場所や破風板と破風板の継ぎ目をコーキング材で隙間を埋める
ガルバリウム鋼板は耐久性が高いのでメンテナンス頻度は減りますが、風雨に晒されるので全くのメンテナンスフリーにはなりません。
交換(塗膜と下地が傷んでいる場合)
既存の破風板やその下地が傷んでいる場合は新しい破風板と交換します。
交換の場合は窯業系破風板への交換が一般的です。
単価は塗装→金属板金巻き→交換の順で高額かつ、大掛かりな工事になっていきます。
破風板の傷みが激しくないうちに定期的に塗装するのがトータルで費用負担が少なく済みます。
症状ごとに最適な修理方法が異なりますので現地調査を行った業者におすすめの工法と試算を出してもらうのが良いでしょう。
家を長持ちさせるためには定期的なメンテナンス!
破風板は家を支える重要な部分です。
どんな素材であっても定期的なメンテナンスで長持ちさせることが可能です。
特に外壁塗装と同じく周期的に塗装が必要になってくるので、工事費用をトータルで安く済ませるためにも破風板も外壁と一緒に塗装するのがおすすめです。
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