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パーフェクトサーフについて徹底解説!同シリーズの違いもご紹介します
2023年1月26日更新 2023年1月26日公開
外壁塗装をする上で、仕上がりを左右する重要なファクターとなるのが下塗り塗料です。
上塗り塗料ばかりでなく、下塗り塗料についてもどんなものが使われるのか気になっている方も少なくないことでしょう。
この記事では、日本ペイントから販売されているパーフェクトシリーズの下塗り塗料であるパーフェクトサーフについてご紹介します。
特徴や適用される外壁など、参考にしてみてください。
パーフェクトサーフとは
日本ペイントが誇る人気塗料シリーズといえば、パーフェクトシリーズ。
現在では、ラジカル制御塗料のパーフェクトトップをはじめ、上塗り塗料が3種類・下塗り塗料が4種類と、さまざまな外壁に適用できる塗料が揃っています。
2012年パーフェクトトップの発売前年に販売開始となった下塗り塗料のひとつが、パーフェクトサーフ。
窯業系サイディング改修用下塗剤と銘打たれている通り、窯業系サイディングの外壁を塗装する際の下塗りに最適な塗料です。
窯業系サイディングの外壁以外には使えないというのではなく、モルタルやコンクリートなどにも塗装できます。
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)を取得しており、安全性にも配慮された下塗り塗料といえるのではないでしょうか。
パーフェクトサーフの特徴
続いては、パーフェクトサーフの6つの特徴はについてご紹介します。
・窯業系サイディングに最適
・隠ぺい性の高さ
・きめが細かく、上塗りを吸い込みにくい
・防カビ・防藻性がある
・微弾性機能がある
・強固な付着性能(特許取得済みの新技術)
パーフェクトサーフは窯業系サイディングボード改修用下地材として販売されていますので、窯業系サイディングの外壁に適しているのが特徴。
その性能は、モルタルやコンクリートでも発揮できるとされていることから、使用範囲が窯業系サイディングの外壁に限定されることはありません。
パーフェクトサーフの隠ぺい性の高さは、濃い色から薄い色への塗り替えも実現可能とされています。
微弾性機能があることから細かなひび割れ(ヘヤクラック)への追従が可能なうえ、防カビ・防藻性があるため、上塗り塗料の耐候性を支える役割も果たしてくれるでしょう。
特許技術である強固な付着性能も大きな特徴のひとつ。
特殊モノマー(単量体)が適用されており、塗り替え前の塗膜と科学的に結合して高い密着性を発揮します。
また、特殊架橋剤を併用することで強靱な塗膜を作り、耐候性(密着・耐水)を確保することが可能です。
パーフェクトサーフが適用される外壁材と上塗り塗料
適用される外壁材は、窯業系サイディングボード・ALCパネル・コンクリート・モルタル・粘板岩のストレート・木部・プレキャストコンクリートの8つ。
窯業系サイディングに最適とされていますが、それ以外にも広く使用できます。
パーフェクトサーフを下塗り塗料とした場合に使用できる上塗り塗料は、パーフェクトトップ(香り付きを含む)とファインパーフェクトトップが推奨されています。
シリーズで使用すると塗料の効果を発揮しやすいとされているためです。
とはいえ、パーフェクトシリーズにしか使えないわけではなく、オーデフレッシュなどの水性塗料やファインシリコンセラUVやファインシリコンフレッシュといった油性塗料であれば使用できます。
艶消し塗料(エコフレッシュ・水性ケンエースなど)は、上塗り塗料として適合しないため避けましょう。
パーフェクトサーフを下塗り塗料として使用する際の注意点
パーフェクトサーフを使用する際に注意したい点は、難付着性サイディングボードへの塗装は避けなければならない点です。
光触媒など、塗装やコーティングによって汚れがつきにくい加工が施された難付着性サイディングボードは、塗膜劣化が早まる不具合が起こる場合があるため避ける必要があります。
パーフェクトサーフを下塗り塗料として選ぶ前に、塗り替え予定の外壁の素材について確認しておく必要があるでしょう。
パーフェクトシリーズの下塗り塗料について
パーフェクトシリーズの下塗り塗料には、パーフェクトサーフ以外にパーフェクトフィラーとパーフェクトプライマーとファインパーフェクトシーラーの3つがあります。
『パーフェクトシリーズの下塗り塗料を使用したいけれど、よりわが家の外壁に合うタイプを探したい』と考えている方への参考のため、3つの下塗り塗料について触れてみます。
・パーフェクトフィラー
パーフェクトフィラーは、「目止めの意味をもち下地を滑らかに整える下地調整の役割をするフィラー」と、
「密着度を高め吸い込みムラを防止し補強するシーラー」両方の機能を兼ね備えた下塗塗料です。
このことから、汎用性が高く、さまざまな種類の塗膜に直接塗装できます。
水性系で、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆であることから、安全性と環境への配慮がされているといえます。
ひび割れへの追従能力に優れているのも特徴のひとつ。
・パーフェクトプライマー
パーフェクトプライマーは、金属系サイディングや金属などの付帯部の下塗り塗料に最適です。
ステンレスやアルミ・鉄・硬質塩化ビニルなど幅広い素材との密着性に優れているのが特徴。
変性エポキシに相当するさび止めの効果も期待できます。
パーフェクトプライマーもホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆取得済み。
・ファインパーフェクトシーラー
難付着性サイディングや金属系、一般的な外壁材など幅広く使用できる下塗り塗料が、ファインパーフェクトシーラーです。
塗装する素材への浸透性が高く、含侵補強性に優れ、塗り替え前の塗面の強化にもその性能を発揮します。
ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆は取得済みの下塗り塗料ですので、安全面にも配慮されています。
【まとめ】
パーフェクトシリーズの下塗り塗料であるパーフェクトサーフについて、ご紹介してきました。
大切な家の外壁をメンテナンスする際は、下塗り塗料に至るまでこだわりたいと考えても不思議なことではありません。
塗装しようとする外壁に、パーフェクトサーフが最適なのかどうか。
パーフェクトシリーズでも他の下塗り塗料の方がむいているのか。
塗装する外壁にあった塗料について、塗装業者としっかり相談・確認しておく必要があるでしょう。
さくら外壁では、下塗り塗料から上塗り塗料まで大切な家の外壁に合わせたご提案いたします。気軽にご相談ください!
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