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外壁塗装のおすすめ塗料ランキング!失敗する原因や最適なタイミング
2024年4月5日更新 2024年3月29日公開
外壁塗装を成功させるために、とても重要になるのが塗料選びです。
しかし、数多く存在する外壁塗装の塗料の中から、どれを選んだらよいのか分からないと困惑する方もいるでしょう。外壁の種類や周辺環境・予算など、求めているものによって選び方が違うため、さらに塗料選びが難しくなってしまいます。
そこで今回は、実際に外壁塗装をした人が選んでいる塗料や外壁の種類・耐久性などさまざまな視点から、ランキング形式でおすすめしたい塗料をご紹介します。
ぜひ外壁塗装の塗料選びの参考にしてみてください。
外壁塗装おすすめ塗料ランキング総合TOP3
まずは、数ある外壁塗装の塗料の中でも、総合的に見ておすすめしたい塗料TOP3をご紹介します。
耐久性やコストパフォーマンスの面でも人気の高い塗料を集めてみました。
1位:パーフェクトトップ
おすすめ塗料1位は、「パーフェクトトップ」です。
日本ペイントから発売されていて、大変人気のある塗料として知られています。塗料を劣化させるラジカルという物質を制御する「ラジカル制御型塗料」の代表格でもあります。
アクリル塗料に分類されるにもかかわらず、シリコン塗料を超えるグレードで、耐久性が高くコストパフォーマンス面でも優れているのが特徴です。
また、一部の素材を除いて一般的な家屋であれば、制限なく使用できる点も魅力となっています。コストを抑えたいものの耐久性はしっかりしていてほしい場合に、最もおすすめできる塗料が「パーフェクトトップ」です。
2位:アレスダイナミックTOP
続いておすすめしたいのが「アレスダイナミックTOP」という塗料で、関西ペイントから発売されています。パーフェクトトップと同じ「ラジカル制御型塗料」に分類される塗料です。
アレスダイナミックTOPは、高いラジカル制御技術でフッ素塗料に迫る耐候性を誇ります。
強力な付着力を発揮し、弱った旧塗膜でも安心して塗装できる点も大きな魅力です。高湿度な環境での強さも特徴の1つとなっています。
梅雨の時期や湿気の多い北面、水回り・日陰でも問題なく施工でき、天候や日照に左右されずに作業できるため、雨によって工期が遅れてしまうといった心配が少ない塗料です。
3位:ファイン4fセラミック
「ファイン4fセラミック」はフッ素系塗料で、耐用年数は15年~20年と耐久性の高い塗料です。
塩素系の鉱物を含まないため、一般的なフッ素系塗料よりも塗膜の結合力が高いのが特徴となっています。耐汚染性・透湿性に優れ、美しい外壁を長期間保つことが可能です。
また、防藻性・防カビ性にも優れており、耐久性と美観を重視する方におすすめできる塗料といえます。
≫パーフェクトトップやアレスダイナミックTOPなどラジカル制御形塗料の詳細はこちら
高耐久塗料ランキング
続いては、高耐久塗料のランキングです。
耐久性の高い塗料は、耐久年数が長く次の外壁塗装までの期間を大幅に伸ばせる代わりに、価格が高くなる傾向にあります。それでも、外壁の維持にかかる費用を総合的に考えると、コストパフォーマンスが悪いとはいえません。
外壁のメンテナンスの回数を減らしたい、長期的に塗装を保ちたいと考えている方には高耐久塗料がおすすめです。ここでは、メーカーが発表している耐用年数の長さでTOP3をご紹介します。
1位:スーパームキコート
「スーパームキコート」は、無機と有機のハイブリットタイプの塗料です。
無機塗料の優れた耐候性と有機塗料の耐クラック性と耐屈曲性の両方の特徴を兼ね備えた水性塗料で、20年~30年という耐用年数を誇っています。また、20年~30年経過の光沢保持率は80%以上と高い点も大きな特徴です。
無機塗料の特徴である難燃性にも優れており、大切な家の外壁を長期間守る塗料といっていいでしょう。
2位:ルミステージ
AGCコーテックの「ルミステージ」はフッ素塗料で、耐用年数は15年~20年です。
スカイツリーなど有名な建物にも使用されている、信頼性の高い塗料として知られています。親水性の高さとセルフクリーニング機能で、汚れがつきにくくきれいな塗膜が保たれるのが特徴です。
また、カビや藻を付着しにくくするための防カビ剤や防藻剤も添加されているため、長期間美しい外観を保ってくれます。
3位:クリーンマイルドフッソ
「クリーンマイルドフッソ」は、エスケー化研の塗料の中でもトップクラスの品質を誇るフッ素塗料です。耐用年数は15年~20年とされています。
高い耐久性と防カビ防藻効果、高い透湿性が特徴で、長期間にわたって大切な家の外壁を守ってくれます。適応下地も幅広く、外壁材を選ばず使用できるのも特徴の1つです。
ホルムアルデヒド放射等級はF☆☆☆☆(フォースター)で安心ですが、シンナーで希釈するため、塗装時のニオイが気になることがあります。
遮熱断熱塗料ランキング
遮熱断熱塗料は、快適に過ごせる温度に調節してくれる効果が期待できる塗料のことです。
暑さ寒さによる不快感を外壁塗装で解消したいと考えている方に、おすすめしたい塗料ランキングをご紹介します。
1位:ガイナ
日進産業の「ガイナ」はJAXAが認めた断熱塗料といわれ、特殊セラミックとシリコンのハイブリット塗料です。「省エネ大賞審査員会特別賞」を受賞するほど、遮熱断熱の性能の高さが特徴となっています。
また、有機溶剤など危険物を使用しない水性で、ホルムアルデヒド放射等級はF☆☆☆☆(フォースター)を取得、国土交通大臣からの不燃材料認定を受けるなど安全性の高さは折り紙付きです。
耐用年数は15年で価格としては高めですが、暑さ寒さにお悩みの方で遮熱断熱塗料を使いたいと考えている方には一番におすすめできる塗料です。
2位:ハイパーユメロック
「ハイパーユメロック」は、ロックペイントのシリコン系塗料で、遮熱塗料として人気の高い塗料です。
耐候性の高さと低汚染性が特徴で、ホルムアルデヒド放射等級はF☆☆☆☆(フォースター)を取得しているため安全面でも安心できます。
耐用年数は8年~12年と1位のガイナよりは若干短めです。
遮熱塗料の中では比較的コスパもいい塗料なので、耐用年数の長さを気にしない、コスパを重視したい場合には、遮熱塗料として十分な役割を果たしてくれるでしょう。
3位:アドグリーン
「アドグリーンコート」は、SDGs連携など省エネ・節電対策塗料として知られています。ヒートアイランド対策のため設計され、放熱力に優れ冷めやすいのが特徴です。
真球無孔質セラミックスといったセラミックが配合されていて、塗膜の耐久性を向上させているだけでなく、滑らかな塗装面となり汚れにくいのも魅力です。
グレードはシリコンで、耐用年数は8年~12年とまずまずといえるでしょう。
高デザイン性塗料ランキング
続いては、外壁塗装のデザイン性の高さや意匠性を重視したおすすめランキングです。
近隣の建物と一線を画すデザインを塗料で実現したい、以前の外壁とは全く違うイメージに変えたい方におすすめしたい塗料となります。
1位:グラナートSP
「グラナートSP」は、多彩な塗膜チップが配合されており、天然石のような美しい風合いの仕上がりが特徴です。
ベーシックカラーからアクセントカラーまで10色のカラーバリエーションがあり、組み合わせるのもおすすめです。
シリコングレードで耐用年数15年程度とされ、チョーキング現象を引き起こす顔料が含まれていないことから、高い耐久性を実現しています。
高めの価格帯ですが、仕上がりの高級感と耐久性の高さから考えると特別感の感じられる塗料です。
2位:ハナコレクション
「ハナコレクション」の一番の特徴は、カラーバリエーションと塗装時のバラの香りです。自然の色彩感の美しさを住まいに活かすことをコンセプトに、好きな花の色をテーマに塗装にできます。
耐用年数は7年~15年で、グレードはシリコンです。セラミックとのハイブリットであるため耐久性に優れ、防藻・防カビの効果も期待できます。
≫塗装デザインの参考にも最適な外壁や屋根のデザイン集はこちら
サイディング外壁におすすめ塗料ランキング
サイディング外壁は低コストで、軽く建物の負担を軽減できるとしてシェアを拡大している外壁です。
太陽光で外壁表面の温度が上がりやすかったり、吸水性が高かったりという側面もあるため、この点を考慮した塗料をおすすめします。
ここでは、サイディング外壁の塗装におすすめの塗料TOP3を紹介します。
1位:リファイン1000Si-IR
シリコングレードでありながら低コスト、耐用年数は15年~18年と比較的長く、コスト面と耐用年数面どちらの観点からもおすすめできるのが「リファイン1000Si-IR」です。
雨によって汚れが洗い流されることで汚れがつきにくく、長期間美しい外壁を保つ超低汚染性が最大の特徴となっています。
優れた遮熱性によって近赤外線を反射し室内温度の上昇を抑えてくれるため、サイディング外壁の外壁温度が上がりやすいというデメリットをカバーしてくれる点もおすすめポイントです。
サイディング外壁のデメリットをカバーしつつ、低コストで次回のメンテナンスまでの時間を延ばしたいと考えている方におすすめしたい塗料です。
2位:ファインシリコンフレッシュ
「ファインシリコンフレッシュ」は、長く一般住宅用外壁塗装用塗料として愛用されてきた、シリコン系塗料の中でも人気が高い塗料として知られています。
耐用年数は10年~12年で、高耐候性・低汚染・防藻防カビ性に優れ、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)とオールマイティです。
硬化剤を抗弾性タイプにすると、サイディング外壁にもおすすめできます。
3位:セラMシリコン3
「セラMシリコン3」は、関西ペイントの塗料の中でも最も高性能で利用者満足の高い塗料とされています。
耐用年数は11年~13年と1位2位と比べて短く感じるかもしれませんが、耐候性や低汚染性、防カビ防藻など性能はまずまずです。
艶感の調整は4種類から選べて、肉厚間のある塗膜で優雅な美しさを演出してくれる点も人気の理由となっています。
砂・土壁、モルタル外壁におすすめ塗料ランキング
砂・土・モルタルの外壁におすすめしたいのが、弾性塗料です。
ひび割れのリスクが高い砂・土・モルタルの外壁には、伸縮性が期待できる硬化剤が配合された塗料と相性抜群です。
では、砂・土・モルタルの外壁におすすめしたい塗料TOP3をご紹介します。
1位: アートフレッシュ
「アートフレッシュ」は、砂・土・モルタル外壁との相性がよく、コスパ面と耐用年数面どちらの面からもおすすめできる塗料です。グレードとしてはセラミック塗料ですが、セラミックとシリコンのハイブリットと考えてよいでしょう。
耐用年数は10年~12年程度で、比較的安く抑えられているので利用しやすいと言えます。弾性があるものの緻密な構造を持つ塗膜のため、汚れにくく塗膜ふくれも抑えられるのがメリットです。
また、耐久性と防カビ防藻性に優れ、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)なので安心しておすすめできます。
2位:K2コート
「K2コート」は、光触媒フッ素系樹脂塗料です。太陽光や雨によって汚れを付着しにくくするのが最大の特徴で、長期間美しい外壁を保つことができます。
耐用年数は15年~20年と耐久性が高く、防カビ性の高さも特徴の1つです。塗膜の弾性は元の長さの3倍程度とされており、ひび割れへの追随が期待できます。
ただ、日当たりの悪い場所にある建物だとセルフクリーニング効果を発揮しにくい点と、前回の塗装がフッ素塗料であった場合は塗膜が密着しにくい点については注意が必要です。
3位:ピュアアクリル
名前は「ピュアアクリル」なので、グレードはアクリルと考えるかもしれませんが、アクリル塗料とは全く別物です。ピュアアクリルグレードと言ってもよいでしょう。
耐用年数は、15年~20年とフッ素塗料並みの長さです。ひび割れに追随する高い伸縮性は、ひび割れから水が入り込む隙を与えにくく、高い防水性を維持するのに役立ちます。
ただ、ゴムのような弾性を持つ塗料だけに汚れが付着しやすく、塗膜ふくれを起こす懸念があることと、コスト面では安くないのがデメリットです。
メリットとデメリットをしっかり検討した上で選ぶとよいでしょう。
外壁塗装の費用を抑えたいときにおすすめ塗料ランキング
外壁塗装の塗料を安く抑えようとするとき、きっとたくさんの種類があることでしょう。ですが、安いだけで塗料を決めてしまうと、性能や耐用年数で不満を感じてしまうおそれがあります。
そこで比較的安価でありながら、過去の実績や機能面を考慮した上でおすすめできる塗料をご紹介します。
1位:水性セラミシリコン
「彗星セラミシリコン」は、同グレードの塗料と比較すると安いものの耐用年数は12年~15年と長く、決して劣っているわけではありません。
優れた低汚染性と防カビ防藻性と、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)である点も大きなメリットです。
「安く仕上げたいけれど、ある程度の性能は譲れない」という方にもおすすめできる塗料です。
2位:セラミクリーン
シリコン系塗料の定番とも言われているのが「セラミクリーン」です。価格が抑えられている分、耐用年数は8年~10年と若干劣りますが、トップクラスの実績と信頼性の高さがあります。
低汚染性や防カビ防藻性、ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆(フォースター)の性能です。コストを抑えながら、ある程度の耐久性があればよいという方にはおすすめできる塗料です。
3位:エスケープレミアムシリコン
「エスケープレミアムシリコン」は、「ラジカル制御型塗料」でありながら価格が比較的安いのが特徴で、耐候性・耐久性が優れているのは言うまでもありません。
超微粒エマルションからなる滑らかな塗膜によって、美しい艶や高級感のある仕上がりを実現します。
艶感を抑えたい場合にも、半艶・3分艶・艶消しと種類がありますので、好みに合わせたチョイスが可能です。
外壁塗装でよくある失敗と原因
外壁塗装は住宅の外観を大きく変える工事であり、いくつかのポイントに注意しなければ失敗する可能性があります。
外壁塗装を成功させるには、外壁塗装の失敗につながる原因を把握することが重要です。外壁塗装でよくある5つの失敗と原因を解説します。
塗装後の色味がイメージと違った
依頼時にカラーサンプルをよく見た上で決めていても、実際に塗装すると色味がイメージと違っているケースはよくあります。
塗装後の色味がイメージと違う原因は、色の見え方は下記の以下によって変化するためです。
周囲の明暗 | 明るい場所は色が明るく、暗い場所では色が暗く見える。 |
色の面積 | 面積が大きいと明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見える。 |
光源の色味 | 電球や自然光の色味に影響を受けて、色の見え方が変わる。 |
色の隣接効果 | 異なる色が隣にあると、色の見え方が変わる。 |
カラーサンプルと実際の外壁とでは色の見え方が違う点を念頭に置き、外壁にした場合はどのように見えるかを考えることが大切です。
周辺の景観や街並みと合わなかった
塗装後の外壁の色が、周囲の景観や街並みと合わないというケースです。
住宅街は景観や街並みにある程度の統一感があります。自分好みの色で外壁を仕上げるのを優先するあまり、街並みとの調和を考えないことが失敗につながる原因です。
住宅を街の一部として溶け込ませるには、周辺の景観や街並みをよく観察しましょう。
例を挙げると、自然環境に囲まれているエリアではナチュラルカラーや主張を抑えたカラーが合います。一方、都市部であれば、明るめの色を取り入れても不自然ではありません。
ホワイト・ベージュ・グレー・ブラックなど、ほかの色と合わせやすい塗料を選ぶという方法もあります。
外壁材・環境に適さない塗料を選んだ
外壁材や周囲の環境に適さない塗料を選ぶと、塗料の性能が本来よりも低下するケースがあります。
外壁材の種類や住宅が建っている環境を考慮せず、塗料の機能性や人気商品というだけで決めていることが失敗の原因です。
外壁材はさまざまな種類があり、外壁材の種類によって相性がよい塗料とよくない塗料が存在します。
例を挙げると、ひび割れが起こりやすいモルタル外壁には、塗膜が硬く追従性の低いフッ素系塗料は適しません。
住宅が建っている環境については、日照時間の長さや夏・冬の気温、湿気が多いかどうかなどを考慮して塗料を選ぶ必要があります。
塗膜の剥がれ・色ムラが生じている
外壁塗装をしたにもかかわらず、塗装面に塗膜の剥がれ・色ムラが生じているというケースです。
塗膜の剥がれや色ムラは経年劣化でも起こり得るものの、塗装後1年以内に発生するケースは施工不良が原因です。外壁塗装の施工不良は、「塗装技術が低い」「手抜き工事をする」といった外壁塗装業者に依頼すると発生しやすくなります。
外壁塗装を成功させるには、塗料選びとともに施工業者選びも重要です。外壁塗装の実績・顧客満足度が高く、塗装後のアフターフォローも行ってくれる施工業者を選びましょう。
近隣住民とトラブルに発展した
外壁塗装では「外壁工事の音がうるさい」「高圧洗浄の水が洗濯物にかかった」「溶剤のニオイがきつい」などのクレームから、近隣住民とトラブルに発展するケースがあります。
近隣住民とのトラブルは、工事前・工事中に近隣への配慮を行っていなかったことが主な原因です。
例を挙げると、塗装工事前に「外壁塗装をするため音やニオイで迷惑をかけます」と近所に挨拶すれば、近隣住民のクレームを抑える効果が見込めます。外壁塗装のスケジュールと一緒に「高圧洗浄を行う日は洗濯物の外干しを控えてほしい」とお願いする方法もあります。
外壁塗装を実施する際は、挨拶回りや工事スケジュールを伝達して、近隣住民の理解・協力を得ることが大切です。
外壁塗装を実施する最適なタイミングと塗り替えのサイン
外壁塗装を実施するタイミングは、一般的に「前回の塗装から10年ごと」が目安と言われています。
10年ごとに外壁塗装をするとよい理由は、下表のように塗料の耐用年数は10年前後であるケースが多いためです。
塗料の種類 | 耐用年数の目安 |
アクリル樹脂塗料 | 4~7年 |
ウレタン系塗料 | 6~10年 |
シリコン系塗料 | 8~10年 |
フッ素系塗料 | 12~14年 |
ラジカル系塗料 | 12~15年 |
無機塗料 | 15~20年 |
ただし、アクリル樹脂塗料は耐用年数が10年よりも短くなっており、反対に無機塗料は10年よりも長持ちする特徴があります。必ずしも10年ごとの塗り替えが最適というわけではありません。
また、耐用年数以内であっても、外壁塗装の劣化が見られた場合は塗り替えが必要です。
それでは最後に、外壁塗装を検討したほうがよい塗り替えのサインを5つ紹介します。
≫外壁塗装で使用する塗料の種類と性能について 金額と選び方も解説
外壁の退色・変色
外壁塗料の顔料や樹脂が劣化すると、外壁の退色・変色が発生します。退色・変色は塗膜の劣化が始まっているサインです。外壁の退色・変色は劣化の初期症状であり、早急に塗り替えが必要というわけではありません。
しかし、退色・変色した外壁をそのまま放置すると次の劣化症状が現れるため、塗り替えを考え始めたほうがよい時期と言えるでしょう。
外壁の退色・変色は少しずつ進行する症状であり、毎日見ていても変化に気づきにくく見落としやすいサインです。新築時から半年ごとや1年ごとに外壁の写真を撮ると、退色・変色がどの程度進行しているかが認識できます。
チョーキング
チョーキングとは、外壁の塗料が劣化して粉状になる現象です。外壁を手で触り、手に白い粉の付着が確認できた場合はチョーキングが発生しています。
チョーキングの発生は、塗料の外壁保護機能が失われつつあるというサインです。塗料本来の防水性・防カビ性・耐候性などが低下した状態であり、放置するとカビや藻による汚染が発生する可能性もあります。
外壁にチョーキングが見られたときは、外壁塗装の塗り替えを早めに検討したほうがよいでしょう。
塗膜のふくれ・剥がれ
外壁の塗膜がふくれ上がったり、剥がれたりする現象です。
塗膜のふくれ・剥がれは、塗装と外壁材との密着性が失われていることを示すサインです。そのまま放置すると広範囲で塗膜が剥がれ落ち、さらに下層の塗装にもふくれ・剥がれが広がる可能性があります。
また、塗膜が剥がれた部分は雨水が浸入しやすくなり、構造体の耐久性も低下するため注意してください。
塗膜のふくれ・剥がれが見られたときは、早急に外壁塗装の塗り替えが必要です。
ひび割れ(クラック)
ひび割れ(クラック)は、外壁表面に亀裂が入ったような割れ目が見える現象です。
モルタルやコンクリートの外壁で見られる現象であり、塗料の経年劣化や外壁材の収縮が原因となって発生します。
外壁表面にひび割れが発生すると、隙間から雨水が浸入して構造体を腐食したり、雨漏りしたりする可能性があります。
構造体の修繕には多くのコストが発生するため、外壁にひび割れが見られたときは早急にひび割れの補修や塗り替えを行ってください。
シーリング材の劣化
シーリング材とは、サイディングボードの目地や窓のサッシ周りに充填するペースト状の材料のことです。シーリング材には目地や外装材の隙間を埋めて、紫外線や雨水の浸入を防ぐ役割があります。
シーリング部分のひび割れや剥がれなどが、シーリング材が劣化したサインです。劣化した部分からは紫外線や雨水が浸入しやすく、下地材や構造体の劣化・腐食につながります。
シーリング材の劣化が見られた場合には、シーリング材の増し打ちや打ち替えを行いましょう。
まとめ
今回は、塗料の性能別おすすめランキングで21種類の塗料を紹介しました。
大切な家の外壁のメンテナンスとして重要な役割を果たす塗料選びは、外壁材や周辺環境などさまざまなポイントを検討しつつ決める必要があります。
これだけ多くの塗料があれば、迷ってしまうのも仕方のないことです。信頼できる業者に相談し、見積りやシミュレーションをして後悔のない塗料選びができるようにしましょう。
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