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ガルバリウム外壁のメンテナンスが必要な理由・劣化症状を紹介
2025年3月14日更新 2025年3月14日公開
この記事では、ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンスの必要性や劣化症状、具体的な対策方法について解説します。外壁を長持ちさせるためのポイントを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板とは、アルミニウムや亜鉛、シリコンで構成された合金でメッキ加工された金属鋼板のことです。
1972年に開発されてから50年以上の歴史がある金属素材で、現在では外壁材や屋根材として多くの建材メーカーで採用されています。
メッキの成分にアルミニウムが含まれていないトタンに比べると、耐久性が高いと言われる素材です。
また、ガルバリウム鋼板は、厚みが0.35〜0.5mmほどの金属素材です。
薄い素材のため、既存の外壁や屋根はそのままで新たな外壁材・屋根材を張る「重ね張り」と呼ばれる工事に適しています。
トタンよりもサビにくいといった特徴もあり、リフォームにおいて注目を集める素材です。
ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット
ガルバリウム鋼板は、外壁材や屋根材として用いるのに適したメリットがいくつかありますが、その一方でデメリットとなる点もあるのが実状です。
以下で紹介するメリット・デメリットを併せて把握し、外壁・屋根に関する今後のメンテナンス時の判断に生かしましょう。
2-1. ガルバリウム鋼板のメリット
ガルバリウム鋼板は薄い金属鋼板であるものの、耐久性が高いという特徴があります。
その特徴は、下記に挙げる高い耐震性や長い耐用年数といったメリットにつながるポイントです。
(1)軽量で耐震性に優れている
厚さ1mmに満たない素材であることに加えて、軽量な点もガルバリウム鋼板の特徴です。
屋根・外壁のどちらに使っても建物にかかる負荷が軽減でき、耐震性の向上につなげられます。
(2)ほかの素材よりも耐用年数が長く、長持ちする
同じ金属素材のトタンなどに比べると耐用年数が長い点がメリットです。
トタンの耐用年数は10〜20年と言われている一方、ガルバリウム鋼板は定期的なメンテナンスを行うと、40年以上の利用が可能と言われています。
(3)サビに強い
金属素材の中でもサビに強く、建物の外観維持にかかる手間の軽減が期待できます。
金属の特性上まったくサビないわけではない点に注意してください。トタンよりはサビにくいと覚えておくと、外壁材・屋根材の素材選びに役立ちます。
2-2. ガルバリウム鋼板のデメリット
ガルバリウム鋼板はサビに強いものの、サビの発生を完全に防げる素材ではありません。
ほかにも薄い素材だからこそ発生するデメリットも存在します。
(1)サビが発生することがある
金属素材の中でもサビが発生しにくいものの、金属である以上サビを完全には避けられません。
サビが発生しやすい沿岸地域や工場地帯など、周辺環境によってはガルバリウム鋼板を用いるか十分な検討が必要です。
(2)衝撃に弱く凹みやすい
ガルバリウム鋼板は薄いため、外部から衝撃を受けると凹みなどの傷みが発生しやすいデメリットがあります。
施工が難しく設置の際に傷が付くと、傷部分から腐食が進む可能性も考えられる素材です。そのため、ガルバリウム鋼板を用いる際は、外壁材や屋根材に関する知識がある専門業者に依頼することをおすすめします。
(3)断熱性が低い
薄い金属素材であるため、断熱性が低いという特徴を持っています。
断熱材一体型となっているガルバリウム鋼板もあるので、外壁材や屋根材として用いる際は、製品情報や機能を確認した上で選ぶことがおすすめです。
ガルバリウム鋼板の外壁はメンテナンスが必要
ガルバリウム鋼板は、アルミニウムや亜鉛、シリコンを含むアルミ亜鉛合金メッキ鋼板で、金属外壁材の一種です。その高い耐久性能と防錆機能から、外壁材そのものやガルバリウム鋼板屋根として広く使用されています。
しかし、「メンテナンスフリー」と誤解されることもありますが、実際には定期メンテナンスが必要です。<年月の経過とともに、塗膜性能の低下や微細な傷が生じ、これらを放置するとサビの発生原因や美観の損なわれる原因となります。特に日本の沿岸地域は、塩分を含んだ風や酸性雨の影響を受け、劣化が進行しやすいです。適切な外壁メンテナンスを行うことで、ガルバリウム鋼板そのものの機能性と美しさを長期間維持し、建物全体の寿命を延ばすことができます。そのため、定期点検と必要に応じた対策が欠かせません。
ガルバリウム鋼板のメンテナンスを怠ると?
外壁材・屋根材として使われているガルバリウム鋼板の耐久性の高さやサビにくさを生かすには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
メンテナンスを怠ると、下記のようなトラブルの発生リスクが高まるため注意しましょう。
(1)塗膜が劣化する
ガルバリウム鋼板は塗装することで表面に塗膜を作っています。メンテナンスを怠ると年数の経過に伴って塗膜の劣化が進み、建物の見た目が悪くなることに加えて、防水性の低下も招きます。ガルバリウム鋼板は耐用年数の長い素材ですが、長持ちさせるには定期的な塗り直しが必要です。 |
(2)サビが発生する
塗り直しせずに塗膜の劣化を放置すると、サビが発生しやすくなるため注意が必要です。サビが広がり外壁材・屋根材の表面だけではなく、建物内部の劣化を引き起こす可能性もあります。 |
(3)建物全体の劣化を招く
メンテナンスを怠り放置すると、細かな劣化が進み次第に穴や割れ目が発生してしまいます。雨水が染み込んで雨漏りが起こると建物内部が傷み、結果的に建物全体の劣化を招く原因となるため注意してください。 |
ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンスが必要なタイミング・劣化症状
ガルバリウム鋼板は耐久性に優れた外壁材ですが、経年劣化によりさまざまな症状が現れます。劣化を放置すると、美観を損なうだけでなく、外壁の性能低下や建物全体のダメージにつながる可能性が高いです。ここでは、ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンスが必要となる代表的な劣化症状について解説します。
コケ
ガルバリウム鋼板の外壁にコケが発生するのは、湿気が多く、日当たりが悪いことが主な原因です。特に北側の外壁や、風通しの悪い場所では、雨水や湿気が溜まりやすく、コケが繁殖しやすくなります。コケは一見、見た目が悪くなるだけだと思われるかもしれません。しかし、放置すると外壁の表面を覆い、塗膜の劣化を早める原因となります。
さらに、コケが繁殖すると水分を含みやすくなり、外壁材が常に湿った状態になることでサビの発生リスクも高まります。コケを見つけたら、早めに洗浄を行うことが重要です。家庭用のホースや柔らかいブラシで優しく取り除くことで、外壁を傷つけずに清掃できます。定期的な点検と適切なメンテナンスで、コケの発生を抑えましょう。
サビ
ガルバリウム鋼板は防錆性に優れた素材ですが、劣化が進むとサビが発生することがあります。サビは外壁の美観を損なうだけでなく、腐食が進むと外壁自体の耐久性が低下し、建物の寿命を縮める原因となります。サビにはいくつかの種類があり、特徴もさまざまです。
(1)白サビ
白サビは、ガルバリウム鋼板の表面に白い粉状のサビが発生する現象です。これは、主に湿気や水分が原因で発生し、初期段階であれば拭き取ることで除去できます。しかし、放置すると塗膜の劣化につながるため、早めの対処が必要です。 |
(2)赤サビ
赤サビは、塗膜が剥がれたり傷が付いたりして、金属部分が露出した際に発生します。ガルバリウム鋼板は一般的な鋼板に比べてサビに強いものの、長期間放置すると赤サビが広がり、外壁の強度が低下する恐れがあります。赤サビが見られた場合は、早急に塗装や補修を行いましょう。 |
(3)もらいサビ
もらいサビは、ガルバリウム鋼板自体ではなく、周囲の金属製品(例えば金属製のフェンスや雨どい)からサビが移ることで発生します。特に雨水がサビを含んで外壁に流れつくことで、サビが付着しやすくなります。もらいサビを防ぐためには、周辺の金属部分を定期的に点検し、サビが発生していないか確認することが重要です。 |
チョーキング
チョーキングとは、外壁の表面を触った際に白い粉が手に付く現象のことを指します。これは塗膜が紫外線や雨風の影響を受けて劣化し、顔料が表面に浮き出ることで発生するものです。チョーキングが進行すると、塗膜の防水性能が低下し、外壁材が直接ダメージを受けやすくなります。チョーキングの症状が見られた場合は、塗装の劣化が進んでいるサインです。そのまま放置すると塗膜が剥がれ、サビの発生や外壁の耐久性低下につながるため、早めの塗り替えを検討しましょう。一般的に、10~15年ごとに塗装のメンテナンスを行うのが理想的です。
シーリングの劣化
シーリングとは、外壁のつなぎ目やサッシの周りに施されるゴム状の充填材のことで、雨水の侵入を防ぐ役割を持っています。しかし、経年劣化によってシーリングが硬化し、ひび割れが生じると、防水機能が損なわれるでしょう。その結果、雨漏りにつながる原因にもなりかねません。
特に、ガルバリウム鋼板の外壁は金属素材であるため、水分が浸入するとサビの発生リスクが高まります。シーリングの劣化が進むと、隙間から水が入り込み、建物内部の腐食につながる恐れもあります。
シーリングのひび割れや剥がれを見つけたら、早めに補修を行いましょう。一般的には10年前後がシーリングのメンテナンス時期とされていますが、劣化の進行状況によっては、それより早く修理が必要になる場合もあります。定期的な点検を行い、シーリングの状態をチェックすることが大切です。
ガルバリウム鋼板外壁のメンテナンス方法
ガルバリウム鋼板は定期的にメンテナンスを実施することで、経年劣化によって発生する傷みを抑えられます。建物全体に広がる劣化軽減にもつなげられるため、以下で紹介する適切なメンテナンス方法を把握しておきましょう。
洗浄
外壁材・屋根材の洗浄は、素材の表面に付いた汚れや塵を落とすのが目的です。汚れ・塵を放置すると雨水がスムーズに流れにくくなり、サビが発生しやすくなります。
そのため、定期的に水で洗い流して洗浄するのがおすすめです。特に普段雨水があたりにくく汚れがたまりやすい部分は、定期的な洗浄をすると建物をきれいに保ちやすくなります。洗浄の際は、高圧洗浄機の使用は避けましょう。水圧が強く素材表面の傷みを招く可能性があります。
塗膜のはがれや傷を発生させないよう、強い力で洗浄しないことがポイントです。
定期的な塗装の塗り替え
塗り替えによる定期的なメンテナンスをすることで、素材の保護が可能です。外壁材・屋根材の塗膜にはがれがあったり、耐用年数が近づいてきたりした際は特に塗り替えが必要なタイミングと考えてください。建物の外観をきれいに保つだけではなく、防水性も高めて腐食の進行を抑えられます。
一般的にガルバリウム鋼板を塗り替える目安は、10~15年と言われます。ただし、建物周囲の環境により適切なメンテナンス周期が異なる点には注意が必要です。コケやサビ、色あせがないかなどの劣化状況も確認しつつ、場合によっては業者に点検を依頼し、塗り替えメンテナンスが必要か判断しましょう。
重ね張り(カバー工法)
重ね張り(カバー工法)は、既存の外壁材を撤去せず、その上から新しいガルバリウム鋼板を張る工法です。現在の外壁を生かしながらリフォームできるため、解体作業が不要で工期が短縮できる点が大きなメリットです。また、廃材が少なくなることで、処分費用の削減にもつながります。
さらに、外壁が二重構造になるため、断熱性や遮音性の向上が期待できます。ただし、既存の外壁が著しく劣化している場合や、内部に雨水が浸入しているケースでは、重ね張りが適さないこともあるため、事前の点検が重要です。
施工コストを抑えながら耐久性を向上させたい場合に適したメンテナンス方法の1つです。専門業者に相談し、外壁の状態を確認した上で、最適な施工方法を選びましょう。
張り替え
張り替えは、現在の外壁をすべて撤去し、新しいガルバリウム鋼板に交換するメンテナンス方法です。重ね張りとは異なり、外壁を一新できるため、内部の劣化や雨漏りのリスクがある場合に適しています。
外壁材を完全に取り除くことで、内部の構造体の状態を確認でき、必要に応じて補修を行うことが可能です。そのため、建物全体の耐久性を向上させる効果もあります。ただし、既存の外壁を撤去するため、工期が長くなり、解体や廃材処分のコストがかかる点には注意が必要です。
築年数が経過している建物や、外壁の劣化が進んでいる場合には、張り替えを検討するとよいでしょう。事前に専門業者と相談し、建物の状態に適したメンテナンス方法を選ぶことが大切です。
まとめ
ガルバリウム鋼板の外壁は、耐久性に優れているものの、定期的なメンテナンスが欠かせません。コケやサビ、チョーキング現象、シーリングの劣化などの症状が現れた際は、早めの対処が必要です。劣化を放置すると、美観が損なわれるだけでなく、外壁の性能が低下し、建物全体の耐久性にも影響を及ぼします。
メンテナンス方法には、洗浄や塗り替え、重ね張り(カバー工法)、張り替えなどがあり、劣化の状況に応じた適切な方法を選ぶことが重要です。定期的な点検と適切な対策を行い、ガルバリウム鋼板外壁の美しさと機能を長く維持しましょう。
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