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さくら外壁塗装の外壁塗装コラム

外壁塗装の救世主? ドローンを使った外壁診断のメリットとデメリットをご紹介

2023年5月24日更新  2023年5月24日公開

ドローンショーのイメージ

エンターテインメント業界をはじめてとして、いろいろな場所でドローンの活用が進んでいます。

また、今までは民間のみで発行されていたドローンの資格にも、新たに国家資格として無人航空機操縦士(1等・2等)が設定されます。

今後も、さまざまな分野での活躍が期待されているドローンは、外壁塗装の分野でも導入が始まっています。

 

この記事では外壁塗装の分野で、どのようにドローンが使われているのかご紹介するとともに、どのようなメリットがあるのか、解説していきます。

今後は、ドローンを活用する企業が増えてくることが予想されています。

ぜひ、最後まで記事を読んで、ドローンを活用する塗装屋を選ぶ際の参考にしてください。

 

ドローンとは?

ドローンとは、人が乗ることが不可能な航空機で、遠隔操作や自動操縦で飛行できるものの総称です。

農業や警備、建築・土木の分野などにも幅広く普及しています。

以前はラジコン呼ばれていたものも、重量が100g以上であれば法律上はドローンと呼ばれます。

 

屋上駐車場で空撮準備のカメラ搭載ドローン

 

ドローンは複数のプロペラを、バッテリー駆動させることで飛行しています。

機種によって異なりますが、1回の飛行時間は30分ほど。

バッテリーの残量が少なくなると、自動的に指定されたポイントまで戻る機能がついている機種もあります。

 

自由に空を飛ばせるイメージのあるドローンですが、日本国内においては複数の法律による規制を受けています。

主に、航空法や小型無人機等飛行禁止法が該当します。

そのためドローンだけを購入して、何も知らない状態で飛行させると、罰せられる可能性があります。

ドローンを飛行させる際は、関連省庁への届け出が必要になる場合もあるため、注意してください。

 

外壁塗装にドローンを使う3つのメリット

それではドローンを外壁塗装に使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか?

順番に解説していきます。

 

①屋根を隅々まで調査できる

最初のメリットは、ドローンの機動力を使って、屋根を隅々まで事前調査できることです。

塗装屋がドローンを使う場合の多くは、建物の事前調査です。

 

屋根

 

事前調査とは実際に塗装を行う場所を訪問し、どのような作業が必要になるのかを確認する調査のこと。

実際の現場を確認することで、外壁塗装に必要な費用や期間を見積もることができます。

通常の事前調査は屋根に登ったり、はしごを使ったりして、職人が直接確認する方法が主流でした。

 

しかし、外壁の高いところや屋根の上を、隅々まで職人が確認することは困難です。

特に、滑り台のように傾斜が着いている屋根は、転落の危険と隣り合わせの調査になることも。

一方で、ドローンであれば空を飛んでいるので転落の心配はありません。

そのため、屋根を隅々までしっかりと調査できます。

 

②屋根を踏み割る心配がない

2つ目のメリットは、調査中に屋根を踏み割る心配がないところです。

頑丈に見える屋根ですが、実は踏むことで簡単に割れてしまう可能性があります。

 

現在、もっとも普及している屋根材は、スレートと呼ばれるものです。

スレートとは、セメントを薄い板状にしたもののことで価格が安く、デザインの種類が豊富なので、多くの家に使われています。

ただし、耐久性が低いという弱点があるため、人が屋根に登る際は注意が必要です。

 

仮にスレートを割れたまま放置すると、雨漏りの原因となる可能性も。

また、悪質な業者の中には、自らスレートを割った上で「屋根材が破損しているので、交換が必要です」と、法外な修理費用を請求してくるケースも存在します。

しかしドローンを使った調査であれば、スレートが割れる心配なく、屋根の事前調査を行えます。

 

③リアルタイムに屋根の状況を確認できる

3つめのメリットは、リアルタイムに屋根の状況が確認できる点。

ドローンには、高性能なカメラが搭載されており、飛行中の映像をリアルタイムで確認できます。

上空から自宅の屋根を見て、気になった部分があれば、さらに詳しく調査してもらうことも。

 

屋根の上は住んでいる人ですら、確認することが困難な場所です。

悪意のある業者の中には、住人が確認できない弱みに付け込み、本来は不必要な修理を行わせようとすることもあります。

 

しかし、リアルタイムで屋根の状況が確認できるドローンでは、不正を働く余地がありません。

ドローンを使うことで、透明性の高い調査結果が期待できます。

 

外壁塗装にドローンを使った場合のデメリット

さまざまなメリットのあるドローンですが、一方でデメリットも存在します。

ドローンを使った事前調査を依頼するなら、どのような点に注意すればよいのでしょうか?

 

①ドローンが墜落する可能性がある

最初の注意点は、ドローンが墜落する可能性について。

ドローンは空を飛んでいる以上、墜落する可能性がゼロにはなりません。

突風や思わぬトラブルにより、墜落してくる危険性があります。

そして、落下してきたドローンが人や物に当たってしまうことも。

 

こうした事故を避けるため、雨や風の強い日には、ドローンを使った調査が行えない可能性があります。

せっかく事前調査のために空けておいた予定が、無駄になってしまうかもしれません。

 

また、人によってはドローンが飛んでいると、プライバシーの侵害だと感じることも。

建物の2階や3階の高さでも、ドローンであればなんの問題もなく飛行できます。

そのため、家の中を見られる可能性があるため、あらまじめご近所への配慮はしておくべきです。

 

②ドローンを飛ばせない地域がある

ドローンは、どこでも飛行できるわけではありません。

例えば空港周辺や地上から150メートル以上の高さを飛行させることはできません。

 

中でも特に注意したいのが、DIO(人口集中地区)の制限です。

DIOとは、統計データに基づいて設定された地区のことで、人口密度が特に高い地域のこと。

札幌・東京・名古屋・大阪・福岡など、都市部と言われて想像できる街は、大抵DIOに属しています。

そのため、都市部に自宅が建っている場合は、国土交通大臣にドローンの飛行許可を、事前に申請しておく必要があります。

また、隣接する施設によっては施設管理者の同意や都道府県公安委員会への事前通報が必要になることも。

 

夕焼け中で飛翔するドローン

 

これらの申請は、依頼主ではなく塗装屋が行うものです。

しかし、依頼主としても関係省庁にしっかりと許可が取れているのか、塗装屋に確認しておく必要があります。

 

③実際に屋根を触って確認することができない

ドローンを使うことで、屋根の詳しい状況は観察できます。

しかし、実際に屋根材に触って診断はできません。

 

どれほどドローンや新型の機材が登場しても外壁塗装は、まだまだ職人の世界。

知識と経験に裏打ちされた判断が重要です。

 

例えば、屋根の見た目上は問題なくとも、微細なクラックから水が浸入し、屋根材の内側を浸食していることも。

また、スレートの微妙な劣化症状も、見た目だけでは判断できません。

そのため、ドローンを使った事前診断も100%完璧なものとは限りません。

 

ドローンを使える塗装屋は、本当におすすめ?

ゆる手描きの悩む女性03

人が確認しづらい部分を見ることができる一方で、弱点も持ち合わせているのが、今のドローンを使った事前調査の実態です。

それでも、ドローンを使っている塗装屋は、有力な候補の1つに挙げられます。

なぜなら、ドローンを使っている塗装屋は、新しい分野に積極的にチャレンジしていく姿勢があるからです。

 

ドローンの導入には、大変な手間とコストがかかるもの。

機材の購入にメンテナンス、操縦士の育成に加え、使うとなったら関係省庁への申請も必要です。

それらをクリアして、初めてドローンは空を飛べます。

常に新しい分野に挑戦し、知識をアップデートしていく塗装屋であれば、外壁塗装の依頼を検討する余地は十分にあります。

 

一方で、ドローンを使う事を理由に、法外な料金を請求してくる悪質な塗装屋が存在する可能性もあります。

ドローンを使った事前調査費用は、一般的に数万円程度です。

または、外壁塗装を依頼する場合、事前調査は無料で行います、という塗装屋もあります。

そのため、ドローンが使える、という理由だけで塗装屋を決めるのではなく、総合的に考えて依頼することが重要です。

 

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また、ご希望された方には外壁塗装&サイティング コーディネートサービスを行っています。

屋根や外壁の状態を確認するだけではなく、お見積りと一緒に仕上がりがイメージできるようなサービスです。

 

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建物の外観やご近所との調和を考えた上で、おすすめの色をご提案します。

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