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外壁塗装で使われている道具とは?職人さんが塗装に使う道具を工程や用途別にご紹介
2023年5月19日更新 2023年5月19日公開
外壁塗装は一般的に、
足場の組み立て→高圧洗浄→養生→下地調整→下塗り→上塗り→チェック→足場の解体 という工程を経て完工となります。
それらの工程で使われる道具には、どのようなものがあるでしょうか。
外壁塗装で用いられる道具は工程ごとに大まかに分けて
・高圧洗浄に使う道具
・養生に使う道具
・下地調整に使う道具
・塗装に使う道具(塗り道具)
に分けられます。
使われている道具を知ることで、外壁塗装に対する理解がより深まります。今回は、外壁塗装において一般的に使われる道具について紹介します。
高圧洗浄に使う道具
高圧洗浄とは、強い水圧によって汚れを洗い流す工程のことです。塗装面を洗浄することで塗料の定着を良くする効果があります。
高圧洗浄機は、塗装面についた汚れを強力な水圧で吹き飛ばす工具です。ホースで水を噴出する数倍の力で水を射出し汚れを洗い流します。
このため、高圧洗浄中は作業中に多くの水を使用します。
水道代は基本的に施主側の負担になりますが、翌月に多額の水道代を請求されることはありません。多くの場合、普段の水道代に2000-3000円増えるくらいで収まります。
養生に使う道具
養生とは、塗装する箇所以外に塗料が付着しないようにビニール等でカバーする工程のことをいいます。養生をきちんと行うことで、「塗料が隣のお家の車に飛んでしまった!」という、ご近所トラブルも未然に防ぐことができます。
外壁塗装で養生に使用する道具には、養生シート、マスキングテープ、ブルーシートなどがあります。これらの道具は、塗料が飛散しないようにするために使用されます。
マスキングテープ
マスキングテープは、貼って剥がせるテープで塗料が付かないでほしい箇所を直接覆ったり、覆うためのシートを接着したりする用途で使用します。
現在はマスキングテープといえば文具や雑貨として可愛い柄がプリントされた商品が人気ですが、本来の用途は塗装の際に塗料を綺麗に塗り、不必要な部分に塗料がつかないために覆うことでした。マスキングには「覆い隠す」「包み込む」という意味があります。
塗装現場では、白や目立つ黄色で無地のマスキングテープがよく使われています。
養生テープ
養生テープはコンビニやスーパーでも売られており、使ったことがある人も多いでしょう。塗装や工事、引っ越しの現場で使用されてきて、使い勝手の良さから一般にも普及した商品です。
養生テープは養生シートやブルーシート(ビニールシート)で被う際に固定する用途で用いられています。
養生シート
塗料が飛び散らないように塗装面に隣接する建物の床や壁、ポストや扉などを覆います。
養生シートは養生テープで固定します。
ブルーシート
ブルーシートは、遠足や運動会で使ったことがある人も多いでしょう。
養生の際は床に敷いたり、養生シートと同じように塗料がかかってほしくない場所を覆ったりして使われます。
ブルーシートは使い捨てせずに完工後は回収されて再使用されます。
下地調整(ケレン作業)に使う道具
下地調整とは、塗装する面に残ってしまった古い塗膜を除去したり、ひび割れを補修したりする工程のことです。この工程を入れることで塗料が密着し、塗膜が長持ちします。
塗膜の状態や使用する面積によって電動工具であるディスクサンダーやディスクグラインダー、電源が要らない紙やすりやスクレーパーがあります。
紙やすり(サンドペーパー)
学生時代に、図画工作や技術の授業で使ったことがある人も多いでしょう。
紙やすりも外壁塗装で用いられる工具の1つです。旧塗膜が比較的劣化が進んでいない場合に使用します。
塗膜が密着している部分を残しサビやひび割れてしまった箇所を除去します。
表面がつるつるの状態より少しざらざらしている方が塗料の密着度が高くなるので、サンドペーパーでやすりがけし表面を整え、汚れを落とします。
スクレーパー
スクレーパーは、目立つ汚れや錆などの劣化が目立つ塗膜を剥がすための道具です。
手作業になりますので、比較的古い塗膜の劣化が進んでいない場合に劣化の激しい箇所のみ、狭い面積の場合に使用します。
ディスクサンダー・ディスクグラインダー
ディスクサンダー(サンダー)、ディスクグラインダー(グラインダー)は金属や木材を研磨する電動工具です。
2つとも似たような名前ですが、ディスクグラインダーは回転砥石で研磨するのに対し、ディスクサンダーはサンドペーパーを用いて研磨します。
用途・形状ともに似ているため、混同してしまうことが多いのです。
回転盤につけた砥石や紙やすりを回転させて、塗装面を塗装しやすい状態に整えます。
紙やすりやスクレーパーなどの工具に比べて広い面積を作業する場合に使用します。
塗り道具
塗装に用いられる道具は、塗料の形態によって異なります。
ローラー、刷毛、スプレーガンに大きく分けられますが、更に用途や材質などによって細分化されます。
道具によって塗装する際の凹凸の向き不向きや面積の広さに違いがあります。
ローラー
初心者でも手軽に塗装できること¹や、塗料のムラが少なくなる塗り道具です。
特にローラーは中心からの毛の長さによって長毛・中毛・短毛に分類されます。
1.羊毛ローラー(ウールローラー)
羊毛製のローラーで塗料の伸びが良く、仕上がりがきれいなローラーです。塗装速度が速く作業効率が高いこともメリットとして挙げられます。
毛の長さによって短毛、中毛、長毛に分けられ、外壁の凹凸に合わせて選びます。
長毛は凹凸に対応でき、中毛はバランスが良い、短毛は仕上がりがきれいになるという特徴があります。
長毛(毛丈20㎜以上)サイディング全般やコロニアル屋根と言った凹凸が多いデザインの素材に相性が良く、少し仕上がりが粗くなりますが1回に塗れる範囲が広いことが特徴です。
中毛(毛丈10-20㎜)は使える場所を問わない万能タイプで、外壁や内装の壁・天井などに向いています。
短毛(毛丈5-8㎜)はフラットな壁や金属部分に適しています。一度に塗れる面積は少ないので中が必要です。
一方で、塗料の含みが多いので塗料の飛散やしたたりが多く周囲に汚れやすい、羊毛の抜けや毛玉が発生しやすいというデメリットがあります。塗料の吸収量が多く、塗料の消費量も多くなる傾向にあります。
2.砂骨ローラー(さこつローラー)
砂骨剤入りの塗料や弾性タイル材を塗装するのに使用します。使用する塗料が名前の由来です。
塗料を含む能力が高いため、下地塗りを兼ねて1回で塗装できます。
砂骨ローラーは、塗膜の厚みを出しやすく弾性塗料などの厚塗りに適しています。凹凸のある模様をつけることができ、独特の質感があります。
一方で、塗装すると模様がつくので均一な表面を望む場合は適していません。また、塗料の飛散やしたたりが多いので周囲が汚れやすいことがあります。
3.ナイロンローラー
ナイロン製のローラーは毛足が短く、滑らかな仕上がりになります。水性塗料やシリコン系塗料に適していますが、油性塗料には向かないという欠点があります。
刷毛
こちらも塗装でよく使用される道具です。塗料の種類や塗る面によって毛先の材質や形が異なります。
1.筋交い(すじかい)刷毛
持ち手が斜めになっている刷毛です。日本独自の刷毛の形で、細かな部分や繊細な塗装に適しています。
特に隅や角を塗るのに適しています。
2.平刷毛
刷毛の毛先が平らになっている刷毛のことです。広い面を塗るのに適している刷毛です。
3.寸胴刷毛
毛束が平らではなく、少し膨らんだ寸胴のような形をしています。粘度の高い油性塗料を使用する際に適した刷毛です。
寸胴刷毛は塗料の含みが多いため、粘度のある塗装が伸びやすくなります。
毛の材質には豚や馬、ヤギなど動物の毛や、PBTやカゴネート、ナイロンなどの化学繊維などが用いられ、コシや弾力、インクの含み方、弾力性が異なります。
水性塗料を使用する際に相性がいいのは、耐水性や耐薬品性がある化学繊維製と言われています。馬やヤギの毛はコシがあるので、油性塗料に向いています。
スプレーガン
液体の塗料を霧状にして噴射できる塗装用の工具のことです。名前の通り、ピストルに似た形状をしていますね。
スプレーガンは、塗料を空気で霧化させるエアスプレーと、空気を使わずポンプなどで加圧して霧化させるエアレススプレーに区別されます。
1.エアスプレー
コンプレッサーで加圧された空気を塗料に直接当てて霧化するタイプのスプレーです。
塗料の噴射量やパターンが細かく調整でき、塗料の種類に制限が少ないです。静電気を利用した静電スプレーが可能です。
塗膜の仕上がりがきれいで均一になります。特に塗装面積が小さい場合や複雑な形状の場合に適しています。
他方で、コンプレッサーが必要である、塗料の霧化効率が低くオーバースプレーや塗料のロスが多い、塗装速度が遅いといったデメリットも挙げられます。
2.エアレススプレー
空気を使わず塗料に直接圧力をかけて液膜を作り、大気と衝突させて霧化するタイプのスプレーです。
塗料の噴射量は高圧ポンプで調整し、パターンはノズルで決まります。高粘度や高固形分の塗料に適しています。高圧で噴射するため、塗料の浸透力が高いことが特徴です。
塗料の霧化効率が高く、オーバースプレーや塗料のロスが少ないというメリットがあり、塗装速度が速く塗装面積が大きい場合や平面的な場合に適しています。
逆にデメリットとしては、塗料の噴射量やパターンの調整が難しい、塗料の粒子がエアスプレーに比べて粗いので塗膜の仕上がりが荒くなりやすいという点があります。ノズルやホースなどの部品が高価かつ消耗品であることも挙げられます。
エアスプレーとエアレススプレーを併用することはできますが、塗料の種類や粘度によっては別々の塗料を用意する必要があります。
また、塗装の順序や方法にも注意が必要です。例えばエアレススプレーで下塗りをしてから、エアスプレーで仕上げるという方法があります。
この場合、エアレススプレーで塗装した部分が十分に乾いてから、エアスプレーで塗装することが重要です。
様々な工具が塗料や塗装面に合わせて使用されている
外壁塗装では、工程ごとに様々な工具が使用されます。
普段使用している文具や雑貨に本来は外壁塗装で使われていた道具があることに驚く人がいるかもしれません。
塗料によって使用できる道具は変わりますし、塗装面の凸凹の有無によっても道具選びは変わってきます。また、質感や模様を際立たせるか均一で滑らかな表面に塗るかも大きなポイントでしょう。
様々な道具を最適な組み合わせで使用することで塗料の性能を引き出し、丈夫な塗膜を生み出します。
プロの仕事は様々な技術と知識によって成り立っています。
道具を知ることで、外壁塗装の工程がよりイメージしやすくなったのではないでしょうか。
これを機に、お住まいの外壁塗装もぜひ検討してみてくださいね。
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