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外壁塗装はアスベストの事前調査が必要?築何年以上の家なら大丈夫?
2024年4月23日更新 2024年1月11日公開
現在のお住まいは、いつ頃建てられた住宅でしょうか。
皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、建築物に使われている「アスベスト」は、飛散することで人体に悪影響を及ぼすことが知られています。
2006年からは原則アスベストの使用は全面禁止となりましたが、2006年以前に建築された住宅の場合はアスベストを使用している可能性があります。
「アスベスト」とはどのような素材なのでしょうか。
人体にはどのような影響を及ぼすのでしょうか。
「アスベスト」を使用した住宅にそのまま暮らしていても大丈夫なのでしょうか。
また、外壁塗装を行いたい場合はどのような方法があるのでしょうか。
今回は「アスベスト」について、また「アスベスト」を使用している住宅のメンテナンスについて詳しくお話します。
2023年10月より施行されている「アスベストに関する法改正」とは?
アスベストとは、天然の鉱物繊維のことです。
石綿とも呼ばれ、熱や摩擦・化学物質にも強いことから、断熱材や屋根のスレート材を始めとする建築資材に使われてきました。
また、摩擦に強いことから自動車のブレーキを始めとする工業製品にも広く使われていました。
アスベストは耐久力を必要とする分野では、相性の良い材料です。
しかし、その特性によって健康被害が生じることがわかり、2021年からアスベストを含有しているかもしれない建材を扱う際は、使用が規制され始めました。
そして、2023年10月からは有資格者の事前調査が義務化されました。事前調査を行うには「建築物石綿含有建材調査者」という資格が必要になります。
それほどアスベストという建材は危険なものなのでしょうか。
アスベストは、製造や輸入が禁止されている材料ではありますが、飛散しなければ人体に被害はないと言います。自宅の外壁や内装にアスベストが使われていても問題はありません。
ですが、外壁工事や塗装工事などを検討する際は、アスベストが使用されているのかどうか事前に知っておくことが大切です。
事前調査が義務化されたことにより、施工者も施工主も安心して工事をすることができるのです。
それでは人体にはどのような被害があるのでしょうか。
アスベストの危険性は、飛散することで生じる
厚生労働省では、アスベストの危険性について以下のように述べられています。
アスベストの繊維は、肺線維症(じん肺)、悪性中皮腫の原因になるといわれ、肺がんを起こす可能性があることが知られています(WHO報告)。
石綿による健康被害は、石綿を扱ってから長い年月を経て出てきます。
例えば、中皮腫は平均35年前後という長い潜伏期間の後発病することが多いとされてい ます。
仕事を通して石綿を扱っている方、あるいは扱っていた方は、その作業方法にもよりますが、石綿を扱う機会が多いことになりますので、定期的に健康診 断を受けることをお勧めします。
現に仕事で扱っている方(労働者)の健康診断は、事業主にその実施義務があります。(労働安全衛生法)
石綿を吸うことにより発生する疾病は労働基準監督署の認定を受け、業務上疾病とされると、労災保険で治療できます。
アスベストが原因とされている健康被害は、厚生労働省から代表的なものが3つ報告されています。詳しくご紹介しましょう。
1.石綿肺
飛散したアスベストが呼吸によって体内に取り込まれ、組織を傷つけることによって肺の組織が厚く、固くなる症状のことです。
特に職業上、10年以上アスベストを吸い続けている労働者は注意が必要です。
石綿肺は潜伏期間が長く、アスベストを吸引しなくなったとしても、症状が侵攻する恐れがあります。
2.肺がん
アスベストと肺がんの関係性は、全てが解明されているわけではありません。
しかし、肺に取り込まれたアスベストの刺激によって、肺がんが発生する可能性が指摘されています。
アスベストによる肺がんも長い潜伏期間があり、一説によると15年から40年ほど後に発症する可能性も。
治療法は、主に放射線や抗がん剤などを使って行われています。
3.悪性中皮腫
若いころに、飛散したアスベストを吸引した人には発生しやすい悪性の腫瘍です。
肺や肝臓を取りまく腹膜や、心臓の心膜などにできる可能性が高いといわれています。
こちらも、20年から50年ほどの長い潜伏期間を経て、発病する可能性があります。
発病後の治療には、抗がん剤や外科治療などが行われています。
アスベストの症状は、どれも飛散したものを吸い込んだことで発病するものです。
そのため、アスベストが飛散しなければ、これらの症状にかかる心配はありません。
※出典:厚生労働HP「アスベストに関するQ&A」より
自宅にアスベストが含まれているか確認する方法は?
築20年以上経っている住宅には、アスベストが使われている可能性があります。
アスベストが使われている可能性のある家に、私たちは住んでいても大丈夫なのでしょうか?
答えは大丈夫。アスベストは飛散することで人体に被害を与える物質なので、解体や外壁工事などを行わない限り、健康被害はありません。
自宅にアスベストが使われているか確認する方法
自宅にアスベストが使われているか、調べる方法は大きく分けて2種類あります。
それは、自分で調べる方法と専門の業者に依頼する方法です。
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自分で調べる
アスベストの使用は2006年に全面禁止されています。
つまり、それ以降に建てられた家にはアスベストの心配はありません。
一方で、2006年以前に建てられた家にアスベストが使われているのか、調べる方法もあります。
もっとも確実な方法は、自宅の設計図を見ることです。
設計図を見ることで、自宅に使われている材料がわかります。
そして、その材料を国土交通省が運営している「石綿(アスベスト)含有建材データベース」で、調べることでアスベストの有無がわかります。
- 専門業者に依頼する
これは、文字通りアスベストの調査を専門に行っている業者に、自宅の検査を依頼する方法です。
費用は発生しますが、専門家がしっかりと調査してくれるので、非常に高い確率でアスベストの有無がわかります。
自宅にアスベストが使われているのか、はっきりと調べたい場合には、おすすめの方法です。
自宅にアスベストが使われていた場合、塗装などのメンテナンスは可能?
アスベストが使われている住宅は、おおよそ15年以上の築年数になります。
建物によっては外壁が劣化し、ヒビや剥離などが発生し始める場合があります。
そして、その劣化が原因でアスベストが飛散し始める可能性もあるでしょう。
自宅にアスベストが使われていることがわかった場合は、メンテナンスをしていくことが重要です。
アスベストが含まれている外壁のメンテナンスとは?
それでは、アスベストが含まれている外壁のメンテナンスは、どのように行うのでしょうか?
メンテナンスは、大きく分けて3つの方法があります。
1.アスベストが含まれている壁を塗装する
まず、もっとも費用が安くなる方法が、アスベストが使われている壁面を塗装することです。
塗装が剥離したり、壁面がむき出しになっていたりするカ所を、塗装によってカバーします。
アスベストは飛散しなければ害にはならないので、塗装をすることで飛散を防ぐ効果が期待できます。
費用が安くなる一方で、外壁塗装の効果は限定されています。
なぜなら、外壁自体が劣化していた場合、塗装を行う前段階の高圧洗浄によってアスベストが飛散する可能性があるからです。
そのため、アスベストが使われている外壁を塗装する際は、壁面の劣化が始まるまえに塗装業者へ依頼する必要があります。
また、外壁塗装を行って、壁面をカバーしたとしてもアスベストが消えるわけではありません。
アスベストの健康被害が気になる場合は、外壁の劣化具合を見ながら適切なタイミングで塗装を行っていくことが重要です。
2.アスベストが含まれている壁を覆う
アスベストが含まれている壁の上から、さらに壁を取り付けていく方法でもアスベストの飛散を防ぐことができます。
壁自体を取り付ける工事になるので、外壁塗装よりも高額の費用が必要になります。
アスベストが使われている壁を覆う方法のメリットは、外壁塗装よりメンテナンスの周期が長くなることです。
外壁塗装とは違い、壁自体を取り付けるため、高圧洗浄の際にもアスベストが飛散する心配が小さくなります。
一方で、こちらの方法でもアスベスト自体は、自宅に残っています。
根本的な解決にはつながらないので、アスベストがどうしても気になる方にはおすすめできません。
外壁のイメージチェンジや家のリフォームを行うタイミングで検討してみるのがいいでしょう。
3.アスベストが含まれている壁を取り除く
3つ目は、アスベストが含まれている壁を取り除いてしまう方法です。
この方法の最大のメリットは、自宅からアスベストが完全になくなること。
壁自体を取り換えてしまうため、リフォーム後にはアスベストの心配をする必要はありません。
一方で、壁を取り除くリフォームには費用がかさむというデメリットがあります。
一度、壁を取り外した上で、アスベストが使われていない壁を改めて取り付ける形になるので、多くの期間と手間が必要になります。
外壁塗装や壁を追加で取り付ける工事に比べると、費用は高額になります。
また、アスベスト自体を処分するための費用も追加で必要になります。
メンテナンス業者の選び
アスベストが含まれている建物の解体や、その際に発生する廃棄物には、通常の物よりも厳しい基準が設けられています。
解体を伴う作業を行う際に注意したいのは、石綿取扱い作業従事者の特別教育や、石綿作業主任者の講習を受けているスタッフが在籍している業者を選ぶことです。
また、安易に安い業者に依頼するのも、注意が必要です。
なぜなら、費用の中にアスベストの処分料が含まれていないケースがあるからです。
専門の資格を持ったスタッフが事前調査を行った上で、作業全体の見積もりを行えば、後から思わぬ追加料金が発生する可能性を下げられます。施工主様がきちんとした知識を持ち、見積もりをよく確認しましょう。
まとめ
アスベストとはなにか、アスベストを使っている住宅のメンテナンスや暮らしについてご紹介しました。
アスベストは飛散しなければ恐れることはないものの、外壁工事の際は十分な注意を払うことができる有資格者の事前確認が必要です。
資格を持った業者に、定期的にメンテナンスを行ってもらえば、大きな心配をする必要はありません。
同時に、いつかはアスベストが含まれている壁を解体する必要があります。
自宅にアスベストが使われているか、自分で調べたり、業者に検査をしてもらっておきましょう。
そうすれば、今後の家にかかる費用や、メンテナンスの周期を予想できます。
お手元に自宅の設計図があれば、確認してみてください。
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