これで失敗しない！ピンクの外壁塗装をするポイントや塗装事例16選を徹底解説

外壁塗装を考えるとき、優しい色や好きな色に塗装をしたいと考える方も多いでしょう。

新築のときに外壁色として叶わなかった色や、今回は家族と話し合ったり家族構成が変わったりして、好きな色にしようかと決める方も少なくないはずです。

 

そんな中、「外壁をピンクで塗装したいけれど失敗しないか不安」「相性のよい色がわからない」「周囲との景観や環境に対してピンクはどうだろうか」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

ベーシックな色味の外観が多い中、ピンクを使うことで個性的な仕上がりになります。しかし、色選びや色使いによってはピンクが生きる素敵な仕上がりにもなりますよ。

イメージ通りの仕上がりにするために、外壁塗装業者によく相談しイメージを共有しておきたいですね。

 

今回は、外壁をピンクで塗装する際に失敗しないコツや、施工事例について詳しく解説します。

 

 

外壁塗装にピンクを使った場合の映える配色とは？

外壁の色をピンクにする場合、どの色との組み合わせがよいか悩む人も多いかもしれません。ピンクが素敵に映える配色のポイントとしてはおおよそ下記のような仕上げが考えられます。

 

・ピンク色をアクセントカラーとして使用する

・ピンク色の外壁塗装とタイルなどの異素材を組み合わせる

・ピンク色とほかの色とのツートンで使用する

 

それぞれを詳しく解説します。

 

ピンク色をアクセントカラーとして使用する

ベーシックな色と比べてピンクは屋根の色と合わせるのが難しいといえます。そのため、外壁全面に使用するのではなく、アクセントカラーとして使うのも一つの手でしょう。アクセントカラーとして使う場合は、ベランダや窓際などの箇所がおすすめです。

また、鮮やかなピンクを使いたい場合でも、アクセント使いにすることで目立ちすぎることを避け、メリハリのある個性的な外観に仕上がるでしょう。

 

ピンク色の外壁塗装とタイルなど異素材を組み合わせる

ピンクはタイルなどの異素材と組み合わせても相性がよく、高級感を感じさせるデザインとしたい場合におすすめです。淡いピンクであれば、タイルの色はグレーやブラウンが最適です。

異素材と組み合わせる際は、異素材と異なる明るさのピンクを選ぶことをおすすめします。同じような色味は、全体的にメリハリのない印象になってしまいます。異素材のデザインを活かすために、色のバランスを調整するのがピンク色も映えるベストなカラーチョイスです。

 

ピンク色とほかの色とのツートンカラーで使用する

ピンクと他の色を組み合わせて、ツートンカラーにするのもおすすめです。1階と2階で区切るような一般的な横ラインもよいですが、縦で区切ることでオリジナリティ溢れる外観として周囲との差別化が図れます。

淡いピンクであれば白やベージュといった薄い色との相性が抜群で、優しく上品な仕上がりになります。また、ブラウンとの相性もよく、上品で落ち着きのあるデザインに仕上がります。

 

 

ピンクの外壁でよくある失敗例

ここまで、ピンク色の外壁色を美しく映える外壁に仕上げるコツやポイントを解説しました。知っていただいておくだけでも、業者と相談する際の気づきやお客様からのご提案にもなるはずです。

ただし、ピンク色という個性的な色合いの外壁塗装には、失敗例も多く存在します。例えば、

 

・周りの外観から浮いてしまった

・想像していたものとは違う仕上がりになった

 

などどいった例が挙げられます。

なぜこのようなことになってしまったのか、解説します。

 

周囲の景観から浮いてしまった

外壁の色として多く選ばれているカラーは、ベージュやブラウン、アイボリーなどの落ち着いた色合いです。外壁塗装にピンクを用いた場合、周りの景観から浮いてしまい、悪目立ちしてしまう失敗事例も多くあります。

ピンクにも鮮やかな色から落ち着いた色まで種類は豊富です。なるべく原色に近い色味は避ける、アクセントとして一部分に塗装するなどの工夫を凝らすように心がけましょう。

中には「目立ちたい」「より個性的な家にしたい」と考える人もいるかもしれません。そうであれば問題はありませんが、景観に馴染む外観を目指したい場合には、色選びを慎重に行うことが大切です。

想像していた仕上がりと異なってしまった

好みの色を外壁に使用したとしても、イメージしていたものと仕上がりが異なることがあります。

特にピンクは、白やベージュなどの薄い色と違い、実際に外壁に塗った際に濃く見えてしまうことの多い色です。

下の図のように、同じ色でも外壁塗装の面積が大きくなるのに比例して彩度および明度が上がることを「面積効果」と言います。仕上がりを大きく左右させる要因となるため気を付けなくてはなりません。

サンプルなどの小さい面ではわかりにくいイメージも、実際に外壁に塗ったとき際に「思ったよりも派手になってしまった」となることもあるでしょう。

好みの色を選んだ際には、面積効果を考慮するようにしましょう。

 

 

ピンクの外壁塗装で失敗を避けるコツ

外壁にピンクで塗装する際に、失敗しないコツとして以下の4つが挙げられます。詳しく解説しましょう。

 

カラーシミュレーションで色味を確認する

色味を検討する際には、カラーシミュレーションの利用をおすすめします。カラーシミュレーションでは外壁の色味だけではなく屋根の色味とのバランスを把握できます。そのため、全体のイメージを掴みやすいことが利点といえるでしょう。

ですが、パソコンなどの画面上だけでは実際の色を正確に反映するのは難しいといえます。外壁に塗装した際の仕上がりと異なる可能性があるため、イメージ作りのひとつとして参考にする程度にしましょう。

 

色板で色味を確認する

カラーシミュレーションだけでなく、実際の塗料を塗った色板で色味を確認することも大切です。塗装する外壁に色板を合わせることで、よりイメージが掴みやすくなるでしょう。

その際には、少なくとも朝と夕方（夕日がきれいな時間帯）の2回行うのがポイントです。というのも、ピンクやオレンジ系で塗装した場合、夕日でより一層色が濃く見えることが多いといわれているためです。

 

実績の多い塗装業者に相談する

ピンクは実際に塗装すると派手な印象になることが多く、イメージ通りになりにくい色といわれています。そのため、なるべく実績の多い塗装業者に相談するとよいでしょう。実績が豊富であるほど、より明確な提案をしてくれる可能性が高まります。

 

実際にピンク色の外壁色を使用している住宅を見てみる

実際にピンク色の外壁塗装をした住宅を見てみることがイメージを持つ一番の方法です。

実績のある外壁塗装業者であれば、近隣の住宅の場所を紹介してもらったり、自分で探してみたりして見てみましょう。

見るときのポイントは、周囲・景観との調和、ピンク色の使い方や色味の選び方、時間帯による外壁色の見え方などです。ガレージや乗っている車があればその色との兼ね合いも考えるとより調和が取れてよいですね。

 

 

外壁をピンクに施工した事例

ピンクの外壁塗装は明度や色の組み合わせによってさまざまな印象を与えます。ここでは、実際の施工事例を16件ご紹介しますので、配色を考える際の参考にしていただけたら幸いです。

 

①ベージュ×ピンク

ベージュとピンクのツートンカラーは、落ち着きのある仕上がりで周囲の景観とも非常にマッチしています。

また、アクセントに黒を使うことで全体的に引き締まった印象を与えるほか、玄関ドア回りのタイルをより引き立たせているのも特徴的です。

詳細はこちら⇒

②ピンク×ブラウン

レンガ調のデザインが印象的な外観をそのままに、いちごミルクのような淡い色味で塗装を施したデザインです。

オーソドックスな組み合わせではありませんが、ピンクはブラウンと非常に相性がよく、暖かくも優しい雰囲気を演出します。他と少し違った個性的なデザインを演出する際におすすめです。

詳細はこちら⇒

 

③ピンク

ピンク一色だけだとのっぺりした印象になりがちですが、凹凸のある外壁材に施していることやアクセントに黒を使っていることでメリハリがあるデザインとなりました。

愛着のあるさくらピンクのカラーは、可愛らしさに加えて柔らかい印象を与えます。

詳細はこちら⇒

 

④クリーム×ピンク

横ラインをクリームとピンクで区切った、ツートンカラーデザインです。

薄い色同士で組み合わせる場合は、アクセントに黒やブラウンを指し色として使うと単調にはなりません。全体的に洋風でおしゃれな雰囲気な外観に仕上がりました。

詳細はこちら⇒

 

⑤サーモンピンク

以前は薄いオレンジの外壁色だった住宅ですが、黒ずみや汚れ、破損が目立つようになったため、塗装されました。優しく柔らかな雰囲気のサーモンピンクと玄関のサイディング部分の薄いピンクのコントラストが可愛らしくおしゃれですね。また、2階部分の窓のサイディング部分も玄関と同じ薄いピンクをチョイスし、サーモンピンクがより映える住宅となりました。

詳細はこちら⇒

 

⑥ピンクのタイル外壁

幼稚園の外観をピンクのタイルで仕上げています。幼稚園なので優しい雰囲気がぴったりですね。アルミサッシ周辺は濃いブラウンにし、メリハリのある仕上がりになり、より薄いピンクのタイルが映える外観となりました。

詳細はこちら⇒

 

⑦気に入っていた元々の外壁色に近いピンクで塗装

かわいらしいデザインの住宅で元々はオレンジ系のベージュカラーを使用していました。

今回は、オレンジに近いオレンジピンクに施工。住宅の雰囲気とぴったりに完成しました。

詳細はこちら⇒

 

⑧ピンクを主軸にしたパステルカラーが可愛らしい印象

ピンク色とブラウン、2階部分はアイボリー、屋根はモスグリーンとパステルカラーにブラウンがポイントとなった外壁の住宅です。色味を多く使っても派手過ぎない印象なのは、全体的にパステルカラーを使っているから。ブラウンが引き締め色となってぼんやりした印象がなくステキに仕上がりました。

詳細はこちら⇒

 

⑨ブラックや赤でポイントを付けた薄桃色の外壁色

塗装前はベージュとアイボリーの混じったサイディングでしたがチョーキング現象が見られたため外壁塗装を施工しました。薄桃色のきれいなピンク色に、玄関の赤い屋根と破風板や横樋をブラックカラーで塗装することで、きりっと引き締まった印象に。赤色の屋根と薄桃色の外壁が可愛らしい住宅です。

詳細はこちら⇒

 

⑩目地とレンガ部分を塗り分けたダブル工法の住宅

レンガのように、目地の色とレンガ部分の色を塗り分けた印象的な住宅。レンガの部分はピンク色に仕上げました。優しい風合いと意匠性の高いピンク色の住宅へと衣替え。塗料はシリコン塗料を使用。劣化から外壁を保護します。

詳細はこちら⇒

 

⑪築30年の住宅をピンクブラウンに塗装

もとはホワイトカラーの住宅でしたが、汚れやくすみが気になるとのこと。築30年の住宅を購入された方からのご依頼で外壁塗装を行いました。意匠性や耐候性に優れた「クリスタルアートUV」を使用。美しさとスタイリッシュさが長く持続してくれることでしょう。

詳細はこちら⇒

 

⑫サーモンピンクとベージュの優しい雰囲気

塗装前ははっきりとした薄いピンクの外壁色でしたが、塗装施工後はサーモンピンク、2階部分の外壁はミルクカラーのような薄いベージュに、屋根は鮮やかなブルーに仕上がりました。こちらも優しい印象のカラーときりっとしたブルーで素敵な仕上がりになりました。

詳細はこちら⇒

 

⑬温かな印象の薄桃色のぬりかべ

外壁には、塗料の中でも耐久年数最高クラスのプレミアム無機を使用し、全体のカラーは薄桃色をセレクト。おしゃれで温かみのある塗り壁と、レンガを使った装飾はそのままに、さらに可愛らしく温かさが増しました。

詳細はこちら⇒

 

⑭軒天の白とピンクカラーで明るい印象になった薄ピンクカラー

グレーだった外壁の汚れや破損が気になってきたとのことで外壁塗装をご依頼いただきました。優しいピンクカラーへ変更し、一緒に軒天も白く塗装し直したことで、明るい印象に変わりました。

詳細はこちら⇒

 

⑮愛らしい全面ピンクの明るい住宅に

元々は穏やかなベージュカラーでしたが、ひび割れがみられ、雨どいにはカビやコケがあったことから外壁塗装を検討。無機塗料で愛らしいピンクカラーで塗装を施工しました。

サッシや雨戸、鼻隠し、破風板は塗装し直し、今回軒天や出窓の外壁も真っ白に統一し、ピンク色との相性も良いカラーに仕上がりました。

詳細はこちら⇒

 

⑯鮮やかなピンクに締め色がきいた住宅

薄いピンク色だった外壁の汚れやくすみが目立ってきたため塗装をご依頼いただきました。鮮やかなピンク色に塗装しましたが、もともとあったグレーのラインを活かしたことで、鮮やかなピンクが穏やかに見える仕上がりとなりました。

詳細はこちら⇒

 

 

豆知識！ピンクの外壁は風水とも相性がよい

外観の色を選ぶ際に、風水を気にする人も多いかもしれません。風水的に、ピンクの外壁は「愛情」や「金運」をもたらす効果のあるカラーといわれています。特に北や西の方角に使うことで、より効果が高まるでしょう。

ですが、風水にこだわりすぎてしまうと自分の好みの色ではなくなってしまうなどの失敗に陥りかねません。上手く取り入れながら色選びをすることがおすすめです。

 

 

まとめ

ピンク色の外壁塗装をする際に、失敗しないコツや注意したいポイント、弊社の施工事例をご紹介しました。

 

外壁に使われるのはベーシックなカラーが多い中で、ピンクは個性的な印象を与えられます。ただ、ピンクの色味が少し違うだけでも仕上がりに差が出ることがあります。

どのようなピンクにするのか、デザインはどうするのかと、悩んでしまう人も多いものです。その際は、実績が多い塗装業者に相談してアドバイスをもらうことをおすすめします。

 

さくら外壁塗装店は10,000件以上を超える外構工事の実績を誇り、施工はもちろんのことアフターフォローに至るまでしっかりと責任をもって作業にあたっています。

また、外壁の塗装についても豊富なノウハウを有しているだけでなく、徹底的なコスト管理・効率のいい広告宣伝手法を駆使することで極限価格の提供へ挑戦しています。

お客様の外壁材に合わせた最適なプランを提案しているほか、見積もりは無料ですのでお気軽にお声がけください。